内容説明
これで、最後。そう切に願っても、恋の行く末は選べない。大人になるほど、いちばん悲しいことがどんどん誰にも話せなくなる。だけど…。今なら前より知っている、ままならない心を甘受する方法を。泣きたい記憶を、自分だけのものとして慈しむやり方を。7人の作家が「最高の恋」の終わりとその先を描き出し、またいつか新たな出会いを受け入れたくなる、極上の恋愛アンソロジー。
著者等紹介
阿川佐和子[アガワサワコ]
1953年東京生れ。’99年『ああ言えばこう食う』(共著)で講談社エッセイ賞、2000年『ウメ子』で坪田譲治文学賞、’08年『婚約のあとで』で島清恋愛文学賞を受賞
井上荒野[イノウエアレノ]
1961年東京生れ。’89年「わたしのヌレエフ」でフェミナ賞、2004年『潤一』で島清恋愛文学賞、’08年『切羽へ』で直木賞を受賞
大島真寿美[オオシママスミ]
1962年愛知県生れ。’92年「春の手品師」で文學界新人賞受賞
島本理生[シマモトリオ]
1983年東京生れ。’98年「ヨル」でデビュー、2001年「シルエット」で群像新人文学賞優秀作、’03年「リトル・バイ・リトル」で野間文芸新人賞受賞
乃南アサ[ノナミアサ]
1960年東京生れ。’88年『幸福な朝食』で日本推理サスペンス大賞優秀作、’96年『凍える牙』で直木賞受賞
村山由佳[ムラヤマユカ]
1964年東京生れ。2003年『星々の舟』で直木賞、’09年『W/F ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞受賞
森絵都[モリエト]
1968年東京生れ。’90年『リズム』で講談社児童文学新人賞、’95年『宇宙のみなしご』で野間児童文芸新人賞、’06年『風に舞いあがるビニールシート』で直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヴェネツィア
hiro
パフちゃん@かのん変更
machi☺︎︎゛
優希