新潮文庫<br> 別れの季節―お鳥見女房

電子版価格
¥649
  • 電子版あり

新潮文庫
別れの季節―お鳥見女房

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 294p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101194370
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

時の流れは、いやおうなしに出会いと別れを運んでくる――。次男二女が巣立ち、五人の孫にも恵まれ、幸多き日々を過ごしていた珠世。だが、浦賀に黒船が来航し、雑司ケ谷の矢島家にも動揺が広がる。また、かつて居候していた源太夫は大地震に見舞われた郷里・小田原の生家が気がかりで、帰参を考えはじめ……。激動の時代を生きる人々のあたたかな?がりを描く大人気シリーズ、堂々完結!

内容説明

時の流れは、いやおうなしに出会いと別れを運んでくる―。次男二女が巣立ち、五人の孫にも恵まれ、幸多き日々を過ごしていた珠世。だが、浦賀に黒船が来航し、雑司ケ谷の矢島家にも動揺が広がる。また、かつて居候していた源太夫は大地震に見舞われた郷里・小田原の生家が気がかりで、帰参を考えはじめ…。激動の時代を生きる人々のあたたかな繋がりを描く大人気シリーズ、堂々完結!

著者等紹介

諸田玲子[モロタレイコ]
1954(昭和29)年、静岡市生れ。上智大学文学部英文科卒。外資系企業勤務の後、翻訳・作家活動に入る。’96(平成8)年『眩惑』でデビュー。2003年『其の一日』で吉川英治文学新人賞、’07年『奸婦にあらず』で新田次郎文学賞、’12年『四十八人目の忠臣』で歴史時代作家クラブ賞、’18年『今ひとたびの、和泉式部』で親鸞賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kmzwrs5781

1
読み終わりたくないと思いつつ1ページ目を開いてしまった。タイトルからして寂しくなりそう、と、思いきや。矢島家の来るもの拒まず、千客万来が発揮された今作。完結編とか関係ない。ほっこり笑窪で終わることができたラスト、諸田センセーありがとうございます。終わっちゃうけど、ほっこりラスト。2023/10/14

オデッサ

0
15年前、初めて自分で手にした時代小説だったので、完結まで見届けられたのは感慨深い。時代劇って捕物系が多いというイメージの中、ホームドラマに特化した今作はとても身近に感じていました。終盤黒船が来たり歴史上の偉人が顔を出したりして、その時初めてこの作品の時代設定を知りました。もっと江戸の中頃かと思ってた。 珠世さんのようにすべてを受け容れる寛容さと大らかさを見習いたいです。恵以さんで続きを書くのでしょうか?2023/12/02

酔ちゃん

0
★★★★★2005年お鳥見女房から17年、ついに最終回になってしまった。 私も歳とったけど登場人物も年とともに変わっていき・・昔が懐かしいですね、特に一見うさんくさい石塚源太夫が登場してから話に幅ができたと思います。 最近連作物がどんどん無くなってしまい残念です2022/07/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19554620
  • ご注意事項

最近チェックした商品