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新潮文庫
利家とまつ〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 422p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101193212
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

尾張の国荒子城主前田利昌の四男利家は、15歳で織田信長に仕えた。武勇に優れ「槍の又左」と畏れられ、また派手好みで、美しいものが好きだった。天下を望まずナンバー2を貫き、その律儀さ誠実さで加賀百万石の礎を築き上げたが、信長・秀吉から最も頼りにされたこの利家が最も頼りにしたのは、10歳年下の従妹妻まつだった。日本一の女房の生き方から学ぶ、賢い亭主操縦術。

著者等紹介

竹山洋[タケヤマヨウ]
1946(昭和21)年、埼玉県生れ。早稲田大学文学部卒業。テレビ局演出部を経て、脚本家となる。主な作品に、連続テレビ小説『京、ふたり』、金曜時代劇『清左衛門残日録』、大河ドラマ『秀吉』、映画『四十七人の刺客』『ホタル』ほか多数。第2回橋田寿賀子賞受賞。テレビドラマ『菜の花の沖』『夫の宿題』で平成12年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

myoko

10
数年前トレンディードラマばりのキャストでやった大河ドラマの原作です。唐沢寿明や 松嶋菜々子で脳内再生されます。秀吉役だった香川照之が正岡子規や岩崎弥太郎でごっちゃになりますが。とてもライトで歴史小説のなかでも読みやすい本です。実直で欲の無い前田利家の生き方に憧れます。2010/12/18

フルケン

9
加賀百万石の栄華の礎を築いた前田利家とその正室まつの生涯を綴った物語。生来の傾奇者で、槍働き一つで信長に仕え、「命は一代、名は末代」を座右の銘に、その律儀さと誠実さで戦国の世を生き抜いてきた利家だが、その裏では妻のまつの力強い支えがあり、時には夫をも凌ぐ状況判断と行動力を発揮して、前田家の切り盛りをしていく姿は、まさに夫婦で会社を設立・経営して大企業に押し上げる共同経営者を思わせる。上巻は利家が織田家中でついに国持ち大名になるまでを描く。前田利家という戦国時代のサブキャラ視点で見る歴史がとても興味深い。2021/03/12

がんこちゃん

2
大河ドラマだったなぁとなにげなく購入。脚本家の作品だから読み易い。描写力や会話は心でツッコミ入れつつ下巻ゆきます!笑2015/02/28

及川まゆみ

2
やはり脚本家が書いた小説……セリフは多くて読み進めやすいけれど、描写は箇条書きのト書きに近いので、描写力がなくて面白くない。なんというか、登場人物にも魅力を感じないし、物語に入っていけない。

ゆみゆみ

1
大河ドラマの再放送を観たので読んでみました 。まつが主人公だけど、男性目線で女性を描くのも面白いなあ、と。ドラマでは秀吉がブラックなやつだったけど、原作でもしたたかで抜け目ないですね。とりあえず後半が楽しみです。スマホにしてから感想が書きにくくてしょうがない、思ったように書けない~!2018/07/05

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