内容説明
脳と記憶に関する、目からウロコの集中対談。いわく、「『もの忘れは老化のせい』は間違い」「30歳を過ぎてから頭は爆発的によくなる」―。記憶を司る部位である「海馬」をめぐる脳科学者・池谷裕二のユニークな発想と実証を、縦横無尽に広げていく糸井重里の見事なアプローチ。脳に対する知的好奇心を満たしつつ、むしろオトナの読者に生きる力を与えてくれる、人間賛歌に満ちた科学書。
目次
第1章 脳の導火線(生きることに慣れてはいけない;頭のいい人って、自分の好きな人のことかも? ほか)
第2章 海馬は増える(脳は「べき乗」で発展;科学者が海馬に惹かれる理由 ほか)
第3章 脳に効く薬(ものを忘れさせる薬;頭が良くなる薬は、あることはある ほか)
第4章 やりすぎが天才をつくる(一〇〇〇億の細胞からつながる相手を選ぶ;受け手が主導権を握る ほか)
追加対談 海馬の旅(誤解を招く=魅力がある;目的はひとつに決めない ほか)
著者等紹介
池谷裕二[イケガヤユウジ]
1970(昭和45)年、静岡県藤枝市生れ。’98(平成10)年、東京大学大学院薬学系研究科で薬学博士号取得。2002年から約2年半のコロンビア大学生物学講座博士研究員を経て、東京大学薬学部助手
糸井重里[イトイシゲサト]
1948(昭和23)年、群馬県生れ。’75年TTC(東京コピーライターズクラブ)新人賞受賞。’80年代に「不思議、大好き」「おいしい生活」などの名コピーで一世を風靡。コピー制作、作詞、ゲーム制作、文筆など幅広い分野で活躍し、’98(平成10)年には「ほぼ日刊イトイ新聞」をインターネット上に開設した
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