新潮文庫<br> 皇帝フリードリッヒ二世の生涯〈上〉

個数:
電子版価格
¥990
  • 電書あり

新潮文庫
皇帝フリードリッヒ二世の生涯〈上〉

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月20日 08時33分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 500p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101181486
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0122

内容説明

12世紀が終わる頃、神聖ローマ皇帝とシチリア王女の間に一人の男子が生まれた。少年は両親をはやくに失い、絶大な権力をもつ法王の後見を受けたが、帝位に登り、広大な領土を手中にすると、法王との関係が緊張。法王に十字軍遠征を約束するが、剣ではなく交渉を選んだことでますます反感を買い、ついには破門に処されてしまう…。生涯を反逆者として過ごした中世を代表する男の傑作評伝。

目次

第1章 幼少時代
第2章 十七歳にして起つ
第3章 皇帝として
第4章 無血十字軍
第5章 もはやきっぱりと、法治国家へ
第6章 「フリードリッヒによる平和」(Pax Fridericiana)

著者等紹介

塩野七生[シオノナナミ]
1937年7月7日、東京生れ。学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。’68年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。’82年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。’83年、菊池寛賞。’92年より、ローマ帝国興亡の歴史を描く「ローマ人の物語」にとりくむ(2006年に完結)。’93年、『ローマ人の物語I』により新潮学芸賞。’99年、司馬遼太郎賞。2002年、イタリア政府より国家功労勲章を授与される。’07年、文化功労者に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

70
面白かったです。中世のヨーロッパで帝位に上り詰めたフリードリッヒ二世。反逆者とは言われるものの、後のルネサンスの基盤を作ったと思うと、先駆者としての統治者のように見えてなりません。下巻も読みます。2020/09/23

Tomoichi

51
世界史はあまり勉強しなかったので神聖ローマ帝国皇帝と言われてもピンと来ず、上下巻組みで読みやすそうということ購入したが、これが塩野七生好みの皇帝・指導者で、悪役には異端裁判所を作った法王グレゴリウスと役者が揃い、面白い。外れの無い著者の作品ですが今回も◎。上巻はフリードリッヒ二世の絶頂期まで。下巻が楽しみ!2020/09/05

読特

46
第6次十字軍。外交で獲得したイェルサレム。当時の評価は低かったが、今ならノーベル平和賞もの。権威や武力ではなく法で統治する、学問を尊重し大学を設立する。学術会議問題最中の今考える。過剰な防衛力を合理化するための中央集権化。防衛予算は伸びているのに、一極集中し過ぎた東京で思う。教皇との対立。物語は敵役がいなければ盛り上がらない。相手の立場も考えないと歴史は評価できない。そこは差し引いても革新的な人物だったことは間違いないだろう。絶頂期で終わった上巻。下巻はどんな展開になるのか。楽しみ。2020/10/21

rosetta

35
1194年「赤髭」の孫として神聖ローマ帝国とシチリア王国の後継者となるべく生まれたフリードリッヒ二世。三歳で父を四歳で母を亡くした幼児はサラセン人すら活躍するシチリアの王宮で育つ。早熟にして14歳で自ら成人を宣言し17歳でドイツに渡り皇位に付く。本物の王侯の血筋だな。全き合理主義の人として旧弊なローマ法王と対立しながらプレルネサンス人として様々な画期的な施策を打ち出す。無血交渉でエルサレムを回復し、シチリア王国を封建主義の国から中央集権の国へと衣替えさせる。物凄く興奮する塩野歴史エッセイ。中世を超えた人物2020/10/26

Book Lover Mr.Garakuta

31
久々に手に取った塩野七生先生の本。非常に重厚でどっしりした本。歴史の中で、このような人が存在していたのかと思うと心ときめくものを感じ。彼のような生き様や考え方も一考の余地ありと思いました。2019/12/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14935762
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。