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新潮文庫
世界マグロ摩擦!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 266p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101179216
  • NDC分類 664.63
  • Cコード C0120

内容説明

日本の食卓からマグロが消える!?1992年京都で行なわれた「ワシントン条約会議」以来、かつてクジラが辿った禁漁の道を、着実にマグロが歩み始めている―。米・露・豪といった沿岸資源大国による「利権」の“ツナ”引き、環境保護グループが仕掛ける規制の“網”、世界最大のマグロ消費国・日本を襲う、数々の試練。果して、日本のマグロ漁業に未来はあるのか。

目次

序 マグロ摩擦が始まった!
1 南太平洋の島々にて―海とマグロとアイランダーズ
2 マグロ船は南十字星をめざす!
3 “黄金の魚”を追え!―ミナミマグロへの夢、そして現実
4 フィールドワーク・アット・築地
5 マグロ「新冷戦」
6 苦悩の中のマグロ漁業
7 マグロと人類の共生をめざして―エコ・システムとエコノミー・システム

著者等紹介

堀武昭[ホリタケアキ]
1940(昭和15)年、横浜市生まれ。’64年慶応大学法学部卒業。同大学院を経て、シドニー大学で学ぶ。専攻は経済人類学、国際関係論。’66年日本貿易振興会に入会、主にオーストラリアや南太平洋諸国で活躍する。’87年、米日財団副理事長。’97(平成9)年、チェコのハヴェル元大統領が主催する「フォーラム2000」財団理事に就任。2002年には、日本人初の国際ペンクラブの理事に就任し、世界を奔走する日々
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

27
限りある海の資源とどのようにして共生していくのかを考えさせられました。マグロが好きなだけに長期かつ広範な視野を持たなければやばいなあと思いました。2024/08/24

白義

7
もう原本は20年以上も前のもので情報は古いが、漁業、海洋資源独特の問題が豊富なレポートから浮かび上がって見え、参考になる。世界の海を回遊するマグロの特性が国際調整の難しさを生み、調査の困難さからそれぞれの立場と主張が対立する。さらに、圧倒的な日本人の消費に加え世界中の消費拡大は確実にマグロという種を絶滅に追い込む、と、市場やナショナリズムの矛盾が吹き上がる問題でもあり。わりとマグロキチの方なので今後も追って学んでいきたい2013/07/06

出世八五郎

3
買ったはいいが、文章が非常に読み辛く読むのを断念した記憶あり。売ったと思う。

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