出版社内容情報
苦笑、失笑、大爆笑! 授業中、通勤中は読まないでください。永遠の神童・中島らもの名をこの世に知らしめた、アンチ王道で抱腹絶倒な伝説のデビュー作!
内容説明
禁じ手を使う、裏をかく、不意をつく。「王道では生きられなかった男」が、小説家以前のコピーライター時代に手がけた、「かねてつ食品」の新聞広告。その破天荒なスタイルに、当時、誰もそれを広告とは思わなかった。「広大な道にいると不安で身の置き場所がなくなり、暗い路地へ路地へとはいっていく」という、自称ドブネズミのごとき習性で、数々の逸話を残した永遠の神童。その原点ともいえる、伝説のデビュー作。
目次
かねてつ企画書
ごぼてん編(微笑家族;苦笑マンガ ご・ぼ・て・ん;中島らも4コマ傑作選;啓蒙かまぼこ新聞・号外版)
ちくわ編 啓蒙かまぼこ新聞・社説(発刊にあたって;陰鬱なる魚の呟き;広告私物化問題を考える;チクワを誉める ほか)
著者等紹介
中島らも[ナカジマラモ]
1952年兵庫県生れ。大阪芸術大学放送学科卒業。印刷会社勤務、コピーライターをへて、作家に。小説、エッセイ、戯曲、コント、落語など、幅広い分野の作品を多数発表。1984(昭和59)年から10年間、朝日新聞で「明るい悩み相談室」を連載して注目される。’92(平成4)年『今夜、すべてのバーで』で吉川英治文学新人賞、’94年『ガダラの豚』で日本推理作家協会賞長編賞を受賞。’86年には劇団「笑殺軍団リリパット・アーミー」を旗揚げ、’96年にはロックバンド「PISS」を結成。その活動は多岐にわたった。2004年7月26日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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林 一歩
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昼と夜