新潮文庫<br> ネコはどうしてわがままか

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ネコはどうしてわがままか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 236p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101164731
  • NDC分類 480.4
  • Cコード C0195

内容説明

飼ってもフンが見つからないドジョウのえさは?オタマジャクシを脅かすと皆一斉に逃げるのはなぜ?雌雄同体のカタツムリはなぜ交尾する?アブラムシ、ボウフラ、ムカデ…みんなみんな生き物たちの動きは不思議に満ちてます。さて、イヌは飼い主に忠実なのにネコがわがままなのは、一体なぜでしょう?動物行動学の第一人者が、ユーモアたっぷりに解き明かす自然の知恵のいろいろ。

目次

第1部 四季の『いきもの博物誌』(春の『いきもの博物誌』(蜂とゼンマイの春;春を告げるウグイス ほか)
夏の『いきもの博物誌』(カエルの合唱はのどかなものか?;ヘビは自然の偉大なる発明 ほか)
秋の『いきもの博物誌』(意外に獰猛なテントウムシ;毎晩、冬眠するコウモリたち ほか)
冬の『いきもの博物誌』(タヌキの交通事故;イタチも謎の多い動物 ほか))
第2部 「いきもの」もしょせんは人間じゃないの!?(「すねる」;「きどる」;「確かめる」;「目覚める」;「落ちこむ」 ほか)

著者等紹介

日高敏隆[ヒダカトシタカ]
1930(昭和5)年、東京生れ。東京大学理学部動物学科卒業。東京農工大学教授、京都大学教授、滋賀県立大学学長、総合地球環境学研究所所長などを経て、京都精華大学客員教授。京都市青少年科学センター所長。2001(平成13)年『春の数えかた』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

168
日髙せんせーの下で、動物行動学を学びたい人生だっただよ。いや、生き物に触れるのは全般的に苦手なので、無理なんですけどね。 人視点では不合理に見え、不思議に思える行動でも、生物視線で観察し思考する事で、環境に適合し、淘汰圧に耐える合理性を見出せるのです。かね? 素朴な事を疑問に思い、そんな事と一蹴してしまわない事って大切だなぁ( ¨̮ )。 ただ「こう言う解釈で理解致しましたが、宜しいでしょうか?」と、問うたところで答えてくれないのは歯痒いですね。2021/01/07

小梅

101
久しぶりに日高敏隆先生のエッセイ。いつものようにタイトルは内容のほんの一部(笑) ハイイロガンのつがいについてが1番印象に残りました。オス二羽のつがいとか、交尾をしない友達関係のオスとメスのカップルがいるとか面白すぎる〜 ジャズの山下洋輔さんの解説で日高先生の奥様の事が書かれていて、素敵なご夫婦だったんだろうなと思いました。2017/10/26

ぶち

90
タイトルで手に取りましたが、ネコに関する本ではありませんでした。でも、動物行動学者の著者が平易に解説してくれるさまざまな生き物の生態は、面白可笑しくたいへん楽しかったです。ドジョウは糞をしない? 雌雄同体のカタツムリはなぜ交尾する? アブラムシ、ボウフラ、ムカデ、ヘビ、テントウムシ....生き物の生態は不思議に満ちています。「へぇ~そうなんだー」の連続です。第二部の『エソロジー(動物行動学)』に基づいた視点で語られる動物たちの"すねたり""きどったり"といった人間ぽい動作の解説は特に面白かったです。2022/11/13

扉のこちら側

68
初読。2015年971冊め。子どもの頃はファーブル昆虫記を夢中で読んだが、いつの間にか私も昆虫が怖くなってしまい図鑑等も気軽に読めなくなってしまった。日本のファーブル博士やシートン博士である動物学者の日高先生のこの本は、そんな昆虫が苦手な人でも安心して読める可愛らしいイラストに、ユーモアあふれるしかし実に的を射た文章が楽しめる。生き物への愛が溢れる日高先生はいつか全著書を読破したい方の一人。2015/08/12

うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

65
動物にまつわるエッセイ集。この本を読む前にコンラート・ローレンツ氏の「ソロモンの指環」を読んでおくとさらに楽しめると思います。一つのテーマに対してイラスト部分を含めて4ページほどの長さしかないので、きちんとした結論が出ていないものもあります。けれどサラリと読むには面白かったです。読了後は春を告げるウグイスの声や、カエルの合唱をこれまでとは違った意味で聞くようになると思います。タガメのメスが卵を生む為にとった方法や、ハイイロガンの習性が妙に人間くさくて面白かったです。★★★★2013/01/23

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