内容説明
「青い海と空」「楽園」というイメージと、失業率日本一・県民所得最低という現実が交錯する沖縄県。重度の沖縄中毒に感染した妻に連れられ、那覇市内に移住した著者は、観光客には未知のディープな日常に出会うことになる。台風の過ごし方、弁当の盛り付け、大衆食堂や風水占い、オバァ事情など、「カルチャーショックの宝庫」の素顔がここにある。
目次
沖縄を眺める
沖縄に住む
沖縄を食う
沖縄を知る
沖縄を歩く
沖縄を遊ぶ
沖縄を考える
著者等紹介
仲村清司[ナカムラキヨシ]
大阪市此花区生れで、ウチナーンチュ2世の旅行作家。沖縄フリークならぜったいに知っておかなければならない、ディープで不思議な沖縄の紹介に日々努めている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Machida Hiroshi
11
本書は、重度の沖縄病に罹った妻に、移住しないなら離婚すると言われて、仕方なく那覇に移住した著者が、住んでみて初めてわかるディープな沖縄の情報を、軽妙な口調で面白おかしく書いたエッセイ集です。僕の妻も重度の沖縄病に罹ってくれると移住しやすいのになぁと羨ましく思いました。本書に書かれている内容は、僕もそこそこの沖縄病で、移住を目指して本もたくさん読んでいるので、概ね知っていることが多かったです。移住の最大の敵は、ゴキブリや蟻などの虫の攻撃と、賃金の低さなのかなぁ。2018/02/27
niz001
6
沖縄本。奥さんに対する自(?)虐がくどい。読んでたような気がしたけど登録して無いなぁ。類書とごっちゃになってるのか?2020/01/06
ケ゚ーコ
5
店番してるオバァのところでは大笑いしてしまい、マンホールの話では全身ぞわぞわ~っとしました。妻久美子さんがいい!〇年後には確実に沖縄のオバァです!!2015/07/04
よし
4
半沖縄病なんでとても面白かった。沖縄のユルさがいいなー。しかしいいことばっかりじゃないんですね 。2020/04/26
Hiroki Nishizumi
3
面白おかしく書いてあるが、ちょっと表現がオーバーなところが目に付く。沖縄かぶれ初心者には受けそう。2021/05/01
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