新潮文庫
臍の緒は妙薬

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  • サイズ 文庫判/ページ数 171p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101161051
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

人間の大病は一生に三度ほど。そのとき自分の臍の緒を煎じて飲むと妙薬となる、という。幼少期に肺炎を患った峰子は、自分のそれの行方が俄かに気になる。ラスト1行に戦慄する表題作ほか、皇国の世に小学校を包む妙なる調べ「月光の曲」、亡夫の運命を高名な占い師に尋ねたくなった妻の心理「星辰」、コーンスターチを大量購入する女の秘密「魔」。生の不思議に酔う、純文学短編集。

目次

月光の曲
星辰

臍の緒は妙薬

著者等紹介

河野多惠子[コウノタエコ]
1926(大正15)年、大阪生れ。大阪府女専(大阪女子大学)卒。『文学者』同人になり、’52(昭和27)年、上京。’61年「幼児狩り」で新潮社同人雑誌賞、’63年「蟹」で芥川賞を受賞。著書に、『不意の声』『谷崎文学と肯定の欲望』(共に読売文学賞)、『みいら採り猟奇譚』(野間文芸賞)、『後日の話』(毎日芸術賞、伊藤整賞)など。日本芸術院会員。文化功労者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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