内容説明
「先生、私うつだと思うんです」。仕事、恋愛、家族―さまざまなストレスに耐えかね、精神科の扉を叩く“自称・うつ病”の患者たち。なぜ人はいとも容易く、心の病に迷い込むようになったのか、そこには驚くべき盲点があった。『だめんず・うぉ~か~』で人生の酸いも甘いも観察してきたマンガ家と、年間何百人もの新患を診るベテラン精神科医による、面白くも奥深い心の診療室。
目次
初診 こころはどうして疲れるの?―自分のストレスに気づいていない、それが本当の原因です。
診察2回目 私、うつだと思うんです。―現代増えている「自称・うつ病」は、クスリがなくても治るケースがほとんどです。
診察三回目 生きづらい、生き残りたい。―敵を知れば、味方が見えてきます。
診察四回目 痩せたい!痩せたい!痩せたい!―ダイエットの前に考え直すべきことは、自分とのつき合い方です。
診察5回目 究極のストレス解消法って何ですか?―一番上手な方法は、「自分のせい」にすることです。
終診 「本当の自分」を知りたいんです。―では、今の自分は「ニセ者」でしょうか?
著者等紹介
大平健[オオヒラケン]
1949(昭和24)年鹿児島生れ。精神科医。東大医学部卒業後、しばらくしてペルーに1年滞在し貧民街で診療、帰国後は聖路加国際病院に勤務
倉田真由美[クラタマユミ]
1971(昭和46)年、福岡生れ。マンガ家。一橋大学を卒業後、ヤングマガジンギャグ大賞受賞。ダメ男を好きになる女たちを描く「だめんず・うぉ~か~」がブレイク、「だめんず」が流行語に。28歳で結婚し男の子に恵まれるが、離婚。38歳で再婚し、2009年女の子を出産(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほうき星
桜もち 太郎
mitya
黒い森会長
長良