新潮文庫
またたび読書録

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  • サイズ 文庫判/ページ数 270p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101159270
  • NDC分類 019.04
  • Cコード C0195

内容説明

「そうだったのか」「げげっ」「そこまでやるか」。西原理恵子のマンガもブッダのことばも、群ようこが読むと発見と感動は倍増!捨てる名人、臨終の達人、怒涛の食欲家、体型コンプレックスを消してくれる人、女性蔑視の天才などなど事実より奇なる人々が登場し、さらに「字の書き方」「ボタンのつけ方」から、「風邪のひき方」まで、納得情報が満載。どの本も欲しくなる読書エッセイ。

目次

小さな空き地の不思議な家族―西原理恵子「ぼくんち」
ネガティブでドメスティック―鷲田清一「ちぐはぐな身体」
私のどこがいけないの?―ホックニー/スペンダー「チャイナ・ダイアリー」
激怒健康法―中村元(訳)「ブッダのことば」
臨終のお手本―深沢七郎「楢山節考」
怒涛の食欲に唖然―古川緑波「ロッパの悲食記」
「晴耕雨読」の重み―ホッファー「波止場日記」
末は博士か大臣か―長島譲「女博士列伝」
不要なものばかり―山本昌代「エルンストの月」
不眠症と凄い夢―ホブソン「眠りと夢」〔ほか〕

著者等紹介

群ようこ[ムレヨウコ]
1954(昭和29)年、東京都生れ。六回の転職を経て、本の雑誌社勤務時代にエッセイを書き始め、’84年『午前零時の玄米パン』を刊行、独立する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はる

28
買ってあったけど読み切れてなかった本に手を出しました。 1999年に書かれた本らしいですが、本のおすすめ(本と自分の関連について)ですがお勧めされてる本がなかなかに古くて読めるかなあー😂って感じです。笑 群ようこさん、昔も今も自然体で好きなエッセイ作者さんの1人です。 2025/05/29

ソラ

12
内容(「BOOK」データベースより) 「そうだったのか」「げげっ」「そこまでやるか」。西原理恵子のマンガもブッダのことばも、群ようこが読むと発見と感動は倍増!捨てる名人、臨終の達人、怒涛の食欲家、体型コンプレックスを消してくれる人、女性蔑視の天才などなど事実より奇なる人々が登場し、さらに「字の書き方」「ボタンのつけ方」から、「風邪のひき方」まで、納得情報が満載。どの本も欲しくなる読書エッセイ。 2009/03/07

さらさら

10
本の本。群さんの本棚を覗けたような得した気分になった。自分だったら選ばないような本でも、こうやって著者の体験談も踏まえて書かれていると、読んでみたいと思える。読書の幅が広がるような一冊。2021/01/11

きょん。

10
本のことが書かれた本は面白い。私が普段だったら絶対に手に取らないジャンルの本を取り上げてるから、読み切れないかな?とも思ったけどそんなことはなかった。本の詳しい解説をするというのではなく、著者の身近なエピソードがふんだんに書かれてるから読んだことのない本に対して、やけに親密感を抱いてしまった。だけど、それでもやっぱり私が普段読まないジャンルに手を伸ばすのは当分先かもな(*_*;)2014/05/23

*すずらん*

10
群さんの短編集は読み易い!相性が良い作家さん。「頭さえ使っていればと思いがちだが、頭をうまく起動させるためには、体を使わないとだめなのである。」ぅーん、確かに…あれもしなきゃ、これもしなきゃと思いながら、何も行動しないで本を広げている私には、痛い言葉でした;^_^A2011/09/25

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