新潮文庫<br> 唐獅子源氏物語

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新潮文庫
唐獅子源氏物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 340p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101158112
  • NDC分類 913.6

内容説明

〈わしらが大親分〉が光源氏に過激に感情移入した。ギャグがギャグを呼ぶ抱腹絶倒の連作。

目次

唐獅子選手争奪
唐獅子渋味闘争
唐獅子異人対策
唐獅子電撃隊員
唐獅子源氏物語
唐獅子紐育俗物
唐獅子料理革命

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kokada_jnet

62
7年ぶりの再々読。唐獅子シリーズ2冊目で、前作の70年代から、今作は80年代が舞台でよりポップさが増している。「日本を誤解しているアメリカ人」も2名、登場。「唐獅子料理革命」に退場する、坂津市の「一日軽井沢」、これ今でも異常にオカシイ。2021/11/02

きょちょ

22
知人からたくさん頂戴した本の中の1つ。 再読本。 学生時代に確か全部読んだはず。 主人公は日本を代表するやくざの大親分の部下。 この大親分は貫禄はあるのだが、気まぐれで何かやりだす。それにより、主人公たちはいろいろ大変な目に合うわけ。 短編ものだが、表題作が一番笑ったかな。 けれど、この本だけ読み続けるとなぜか飽きるんだよね。 ★★★★2022/03/18

maekoo

8
関西の老舗ヤクザの流行に敏感な吹っ飛んだ大親分が巻き起こすとんでもないこだわりと配下の親分の右往左往しながらもヤクザのスタンツを崩さない姿が滑稽でもあり過激ギャグ満載の続編短編小説集。 源氏物語関連が多く書かれているわけではないがそのエッセンスを掴みながら極道達がドタバタする姿が面白い! 地域野球・探検・勘違い日本文化・ゲテモノグルメ等々、兵庫県警の馴染みの警部補や対抗組織暴力団も巻き込んで抱腹絶倒のドタバタギャグが濃い関西弁と共に展開していく! 80年代のバブル期の高揚感も感じる少し懐かしく笑える作品。2025/07/13

kokada_jnet

4
シリーズも2冊目となると、「野球を知らない」「美食に走る」「NYに行く」など、主人公に小林信彦の属性が反映されすぎている。2014/02/16

横丁の隠居

2
1980-1982年。作者が手慣れた設定、おなじみのキャラクターを縦横に動かして楽しませてくれる、唐獅子シリーズ円熟の7編である。一作目の唐獅子株式会社のきらめきこそないが、充実したパロディ/パスティーシュになっている。2021/06/30

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