新潮文庫
新・平家物語〈7〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 412p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101154763
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

五条大橋で義経・弁慶、運命的邂逅。一方、後白河法皇の子・以仁王によって、平家追討の令旨が、頼朝ら諸国の源氏に発せられる。

そこ退いて、通せばよし、否といわば、眼にもの見するぞ。捕らわれた味方を救うために、六波羅に出頭した源義経。平家に武者奉公することになった武蔵坊弁慶は、五条大橋で、解き放たれた義経の前に立ちはだかる。そして、遂に、後白河法皇の子・以仁王が、頼朝、木曽義仲を初めとして、諸国の源氏、三井寺、興福寺など反平家の勢力に、平家追討の令旨を発する……。義経と弁慶。強い絆で結ばれる主従の出会いを描く第七巻。

内容説明

捕らわれた味方を救うため、六波羅に出頭した源義経。平家に武者奉公することになった武蔵坊弁慶は、五条大橋で、解き放たれた義経の前に立ちはだかる。一方、後白河法皇の子・以仁王は遂に、頼朝・義仲を初めとして、諸国の源氏、三井寺など平氏政権に反発する勢力へ、平家追討の令旨を下す…。義経と弁慶。強い絆で結ばれる主従の出会いを描く第七巻「りんねの巻」。

著者等紹介

吉川英治[ヨシカワエイジ]
1892‐1962。神奈川県生まれ。船具工、記者などさまざまな職業を経て作家活動に入る。国民文学作家と親しまれ、1960(昭和35)年文化勲章受章。その著作は200を越える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

姉勤

25
京に潜伏する義経一党のゲリラ活動は、重盛亡き後、平家の若頭と云える時忠によって追い詰められ、義経が一人出頭し誓詞を持って和解となるが、憤懣なのは平家の各位。謀殺の企ての機先を制するため、時忠は弁慶に義経を討つことを命じる。ここで名シーンとなります。それはさておき、懲りもせず平家打倒の謀議を繰り返す後白河法皇に、清盛の堪忍袋の緒は切れ、法皇の幽閉と公卿の追放を断行。替わる人事は平家一門で占められたのが栄華の極み。源氏で唯一平家に従いた頼政が20年の忍従を耐え抜き、以仁王を担ぎ、全国に平家打倒の檄をとばす。2018/09/15

ソングライン

14
平時忠に命じられ、弁慶は九郎義経を討とうと五条大橋で対決しますが、いともたやすく、あしらわれ、その後弁慶は義経のはからいで母さめと涙の再会を果たし、二人は固い主従関係を結びます。一方、清盛と後白河法皇の対立は極まり、法皇は幽閉されることに。天皇は高倉から清盛の孫安徳に変わり、平家の権力は最高潮に達しますが、平治の乱より20年、源氏でありながら平家に仕えた源頼政はその忍従の時に終止符を打ち、平家追悼の令をとばします。いよいよ源平の最後の戦いが始まりそうです。2019/09/19

スー

9
遂に義経と弁慶が出会った。弁慶が母親と再会したところは危うく泣くところでした。義経の首を取ろうとする息子弁慶に怒りながら尻を叩き叱る。弁慶は謝りながらも少し嬉しそう。それを見ている義経は代わってほしいと思ってる。義経は皆が期待できる男に成長した。以仁王が平家討伐を決意して一気に事態が動く。次巻がどうなるか気になる。2016/08/11

ムカルナス

8
りんねの巻。平治の乱から二十年を経て平家の繁栄は頭打ち、源氏の不遇は底打ちとなり逆転が始まる。歴史とはその繰り返しという意味での「輪廻」なのだとか。情に脆い清盛は一族の安寧、平和と願うあまり源氏方と通じていた頼盛をも許す。栄華しか知らない子や孫たちの中で時忠は孤軍奮闘するも義経暗殺にも失敗。源頼政が二十年の雌伏の時を経て決起、以仁王の令旨が発せられる。脇が甘すぎた平家を反面教師に後の源氏は身内にも容赦しないが三代で終わり、それを教訓とした徳川長期政権へと歴史は繋がると思うと感慨深い「りんねの巻」である。2019/06/13

gushwell

8
この巻の読みどころは、弁慶と義経の出会い。どこまでが『平家物語』に書かれていたものなのか、どこまでが作者の創作なのかがわからないが、二人が出会うまでのエピソードが実に良い。義経は魅力ある人間になってきたなーと思う。それにしても平家の人材不足は深刻だ。 2016/05/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8123170
  • ご注意事項

最近チェックした商品