出版社内容情報
曹操は反董卓連合軍を旗揚げ。同じく董卓の暴政に耐えかねた王允は、美女・貂蝉を用いてある計画を実行する。激突と智略の第二巻。
董卓の暗殺に失敗して逃亡した曹操は、袁紹や公孫?らを味方に連合軍を結成。劉備たちも志願する。だが権勢を強める董卓は無謀な遷都を強行、民衆の苦しみは深まる一方だった。暴政に耐えかねた大臣の王允は、董卓とその臣下の呂布を対立させるべく、絶世の美女、貂蝉を使ったある計画を実行に移す――。魅力溢れる英傑たちの活躍を描く傑作歴史ロマン、第二巻。
内容説明
権勢を強める董卓は無謀な遷都を強行、民衆の苦しみは深まる一方だった。暴政に耐えかねた大臣の王允は、董卓とその臣下の呂布を対立させるべく、絶世の美女、貂蝉を使ったある計画を実行に移す―。魅力あふれる英傑たちの活躍を描く傑作歴史ロマン、第二巻。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chantal(シャンタール)
79
【月イチ吉川英治】王允と中国四大美女の一人である貂蝉の策謀により、董卓は呂布に討たれる(そう言えば、四大美女の栞持ってたはずなんだけど、どこ行っちゃったかなあ・・)。しかしそれに取って代わる逆臣が現れ、世はなかなか治らない。曹操も意外とあちこちで負け戦して、領地を失ったりしている。陶謙に見込まれ徐州の太守となった玄徳は流れて来た呂布に簡単にその座を譲ろうとする。あまりにもお人好しすぎるだろう?天然か?と問いたいくらい😅私の一番好きな人物、趙雲も登場したがまだ玄徳の配下とはならず。玄徳よ、目を覚ませ!2021/02/01
オーウェン
49
2作目は董卓の暴政に対抗するため、王允が絶世の美女である自身の娘貂蝉を使い呂布との三角関係を作り出す。 分かりやすいくらいに呂布は狼狽するのだが、それが董卓への殺害という経緯に。 呂布の豪傑ぶりは凄まじく、張飛に加えて関羽と劉備の3人でようやくまともな勝負に。 その後も曹操と対立など、次第に孤立化していく呂布。 次巻では呂布の最期となるだろう。2023/08/31
ケイ
44
登場人物が多く、地理もわからないので、巻頭の人物一覧や地図と首っ引きで読むため時間がかかるが、よく咀嚼できる。この巻では、劉備の登場は少ないが、出てくるところが強烈な印象。董卓を倒すために、曹操が各地から諸侯達を呼び寄せる。各々一万以上の兵を引いている中、公孫瓚が一万五千余騎を率いて南下する最中に平原から呼び止める武人。装備も粗末だ。それが、劉備一行である。いくらなんでもあんまりだ。結局、董卓打倒に失敗して、各諸侯が国に帰る時には、公孫瓚は劉備に「平原に戻られては」とすすめる。平原とは…。2013/09/19
らむれ
42
貂蟬どんな気持ちだったんだろうなぁ。女の人がちらほら出てくるけど、完全に道具として出てくる。そんなものだったのかなぁ。もっと貂蟬サイドの心理描写が読みたいと思うけど、無理な話なのでしょうね。2015/05/15
ちび\\\\٩( 'ω' )و ////
36
1巻からのあっという間の読了。やっぱり三国志は面白いですね。黄巾の乱収束からの大乱。権力を握る宦官張讓を中心に十常時の悪略。そして魔王董卓の出現。従うは天下無双の裏切り豪傑呂布。えっ⁉︎平和にならないの?乱賊は治まり群雄が割拠する大乱世のはじまりである。三国志は波乱続きの物語。治乱興亡の物語。その最凶最強のコンビを揺るがすのは、三国志の英雄曹操でも劉備でも孫堅でもなく、司徒王允の養女貂蟬。無敵の董卓軍に白き腕(かいな)の美女連環の計が静かに動き出す。女性は凄い!女性は強い!切なさと儚さの怒涛の第2巻。2016/10/18
-
- 電子書籍
- ルーザーズ~日本初の週刊青年漫画誌の誕…