新潮文庫<br> 司馬遼太郎が考えたこと〈12〉エッセイ1983.6~1985.1

個数:

新潮文庫
司馬遼太郎が考えたこと〈12〉エッセイ1983.6~1985.1

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月26日 03時19分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 503p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101152547
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

’83年10月、ロッキード裁判一審で田中角栄元首相に懲役4年、追徴金5億円の実刑判決が下りた。’84年3月には「グリコ事件」が発生、「劇場型犯罪」が世間を騒がせる。このころ司馬遼太郎は『箱根の坂』を刊行、『韃靼疾風録』の連載を開始している。この巻は、「捨てられかけた日本語」「文章における耳と目」等の日本語論、環境問題を論じた「訴えるべき相手がないまま」など63篇を収録。

目次

北海道、志の場所
声明と木遣と演歌
“市民諸君”と叫びたいところだ
無題(立花隆著『宇宙からの帰還』)
あとがき(『人間について』)
醤油の話
思いだすのがつらい
私的断片史(『日韓理解への道』)
年譜を見つつ(『井上靖エッセイ全集』)
私にとっての旅(『ガイド街道をゆく近畿編』)〔ほか〕

著者等紹介

司馬遼太郎[シバリョウタロウ]
1923‐1996。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を一新する話題作を続々と発表。’66年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞を受賞したのを始め、数々の賞を受賞。’93(平成5)年には文化勲章を受章。“司馬史観”とよばれる自在で明晰な歴史の見方が絶大な信頼をあつめるなか、’71年開始の『街道をゆく』などの連載半ばにして急逝。享年72(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

i-miya

59
2013.12.12(12/12)(つづき)司馬遼太郎著。 12/06 (p109) (ホジェン族、つづき) 商業は、人間の社会を広げる。 商業は、人間に、初歩的な「抽象」というものを教える。 熊野の山村、早くから商品経済が入り込んで来て、“人智が発達”していた。 江戸期、道具類については、他の地域に比較して、工夫し、改良する能力に富んでいた。 一つは木炭。 自給自足だけであれば、木炭だけでいい。 商品経済となると、木炭は、備長炭である。 熊野に多いウバメガシというカシを乾留して、つくる。    2013/12/12

i-miya

56
2014.03.02(02/12)(つづき)司馬遼太郎著。 (P118) 『平家物語』=おの長大な叙述。 日本語において、これほど長々と独り語りできる表現法が完成されたのは、『平家物語』の功績、といっていい。 ◎史論、『愚管抄』(慈円-1155-1225)は、語らずとも、読むだけを目的とした文章の成立を目指す。 日本史を上代から説き、慈円の政治意識を反映させた歴史哲学。  2014/03/02

優希

52
様々な事件が世間を騒がせた頃になります。この頃は日本語や環境について考えていたのか、その手のエッセイが多く見られました。2023/03/28

i-miya

45
2013.06.08(つづき)司馬遼太郎著。  2013.06.02  山村雄一さん。  人間一般への愛情の深さ。  どこかおかしみがある。  山村さんの父君は、欧米航路の船長。  ◎私的断片集(日韓理解への道-国名・地域の名称を巡って)  韓国・朝鮮・中国について。  特殊なことは、その地域を現す名称がない。  2013/06/08

i-miya

44
2014.01.20(01/12)(つづき)司馬遼太郎著。 01/19 (三人の風韻) リーダーズ・ダイジェスト→ブディスト・マガジン。 諸事腰の重い(それでいいのだが)本願寺の軽はずみなほど鮮やかな快挙、決断といえる。 このときの情報部長が、石原芳正氏(滋賀県野洲の法専坊住職)。 「御同朋(おんどうぼう)、御同行の教団やから、ないとおかしい」 義人気質の人。 「ところでどこぞに編集長はおらんかいな」 私の友人、青木幸次郎氏。 鹿苑(しかぞの)宇宙(うちゅう)氏、2人とも故人になった。 (S58.09) 2014/01/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/474966
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品