新潮文庫<br> 司馬遼太郎が考えたこと〈10〉エッセイ 1979.4~1981.6

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司馬遼太郎が考えたこと〈10〉エッセイ 1979.4~1981.6

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  • サイズ 文庫判/ページ数 494p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101152523
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

’80年代を迎えた日本は「成熟社会」に入った。自動車摩擦で政府が対米輸出自主規制に踏み切るいっぽう、国内では「新宿バス放火事件」、「金属バット殺人事件」など陰惨な事件が相次ぐ。このころ司馬遼太郎は『胡蝶の夢』『項羽と劉邦』を刊行、さらに『ひとびとの跫音』の連載を開始した。この巻は多彩な文学・美術論や「天山の麓の緑のなかで」等のシルクロード紀行など55篇を収録。

目次

匠気のなさと迫力
井上ひさし氏のユーモアについての管見
序文(小野寺佐著『みづきの花の匂ふとき』)
無題(ニコライ著/中村健之介訳『ニコライの見た幕末日本』)
奇妙さ
遠藤周作氏『鉄の首枷』について
作者のことば(「ひとびとの跫音」連載予告)
わらしべを落とさせないように
無題(「わらしべ学園」特別講演)
そのころ〔ほか〕

著者等紹介

司馬遼太郎[シバリョウタロウ]
1923‐1996。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を一新する話題作を続々と発表。’66年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞を受賞したのを始め、数々の賞を受賞。’93(平成5)年には文化勲章を受章。“司馬史観”とよばれる自在で明晰な歴史の見方が絶大な信頼をあつめるなか、’71年開始の『街道をゆく』などの連載半ばにして急逝
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

50
司馬さんのシルクロードへの想いが語られています。実際に 紀行したときにその憧れがあふれるのに、自分も想いのある場所に訪れたときには同じだろうと思いました。多彩な文学・美術論も興味深く読みました。2023/03/28

時代

12
『司馬遼太郎が考えたこと』シリーズ第10巻。色々な媒体に書いたエッセイなどを時系列順に。昭和54年4月から昭和56年6月まで。「ひとびとの足音」「胡蝶の夢」「項羽と劉邦」の頃。新疆ウイグルなど中国僻地思いを馳せる◯ 2021/08/10

まさにい

6
昭和54年から56年にかけての随筆。僕が高校生→浪人生→大学生の頃のこと。この巻では司馬さんのシルクロード(西域)の思いが溢れかえっている。高校生の頃この文章を読んでいたら世界史をもっと身近に感じられていたのだろうなと思いながら読んでいた。現在中国での新疆ウイグルの差別的扱いが問題となっているが、この頃はそのようなことがなかったようにこの文章を読んで感じる。いつから中国は現在のような扱いを行い始めたのか気になった。2022/10/14

VAN

3
79〜81年にかけてのエッセイ集。シルクロード紀行なども収録されていて、読み応えがあります。中でも面白かったのが、千石船という和船について、その歴史に翻弄された運命を歴史の視点から考えています。江戸幕府によってその進化を止められた和船が、制約の中で工夫を重ねて改良されていく姿はなんとも日本的なものを感じます。2015/09/06

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