新潮文庫<br> 司馬遼太郎が考えたこと〈9〉エッセイ 1976.9~1979.4

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司馬遼太郎が考えたこと〈9〉エッセイ 1976.9~1979.4

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  • サイズ 文庫判/ページ数 512p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101152516
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

’78年8月、日中平和友好条約が調印され、中国との国交が回復した。いっぽう国内は第二次石油ショックなどの影響で経済が停滞、「不確実性の時代」が流行語となる。このころ司馬遼太郎は『翔ぶが如く』の刊行を完結、『胡蝶の夢』の連載を開始した。この巻は、「新疆ウイグル自治区を訪ねて」や日本と中国の成り立ちを対比して考察した「砂鉄がつくった歴史の性格」など73篇を収録。

目次

まず架空を前提として
貝塚茂樹『中国の古代国家』について
「空海の風景」余話
明治以前の文化の集大成(『古事類苑』宣伝用カタログ)
あとがき(『長安から北京へ』)
ヨゼフ忠三郎たち
竹ノ内街道こそ
後世に遺るべきもの(『岩田専太郎さしえ画集』)
大人や、若し(『黒岩重吾長編小説全集』)
この一冊の自伝がもつ昂奮(『尾崎三良自叙略伝』)〔ほか〕

著者等紹介

司馬遼太郎[シバリョウタロウ]
1923‐1996。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を一新する話題作を続々と発表。’66年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞を受賞したのを始め、数々の賞を受賞。’93(平成5)年には文化勲章を受章。“司馬史観”とよばれる自在で明晰な歴史の見方が絶大な信頼をあつめるなか、’71年開始の『街道をゆく』などの連載半ばにして急逝
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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カピバラKS

49
●昭和51年〜昭和54年(52歳〜56歳)のエッセイ。司馬は胡蝶の夢を書き上げ、日本は平均寿命が世界一となった頃である。●「一台の荷車には一個だけ荷物を」では、司馬の文章作法が分かる。司馬は作文において文意の明快さを何より重視し、一つのセンテンスには一つの意味しか載せてはならないとする。現代文入試には「一つのセンテンスに複数の意味を載せている文章がよくありますが、ああいうものは悪文」と厳しい指摘である。●夏目漱石の文章について「表現力の幅と深さにおいてもっともすぐれている」と最高の評価であった。2023/12/27

優希

48
日中国交回復の時代背景だからか、日本と中国を対比させた雑文が多いように感じました。2023/03/28

誰かのプリン

16
司馬先生のエッセイは、少し難しい処もありますが成る程と頷ける処も多々あるので、今後とも読み続けたいと思います。2020/10/16

時代

11
『司馬遼太郎が考えたこと』シリーズ第9巻。色々な媒体に書いたエッセイなどを時系列順に。昭和51年9月から昭和54年4月まで。「飛ぶが如く」「胡蝶の夢」「馬上少年過ぐ」の頃。中国に思いを馳せる◯2021/06/19

まさにい

8
司馬さんの中国の考えについて『なるほど~』と思ったのは、毛沢東が中国文明というか中国を消滅の危機から救ったというところ。確かに、近代における中国は西欧列強及び日本のために国土が蹂躙されていた。このままだと、中国という国が無くなっていたかもしれないと考えると頷ける部分がある。社会主義をとり、中国国民全体を食させることをかかげた社会主義はレーニン主義でもマルクス主義でもないだろう。また、儒教的考えを排除することにも役に立ち、現代国家の建設の礎を築いたともいえる。2022/10/02

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