内容説明
『国盗り物語』『新史 太閤記』『関ケ原』の戦国三部作、『燃えよ剣』『竜馬がゆく』の幕末もの、明治の実像を描いた『坂の上の雲』―歴史のなかの人物を掘り起こし、新たな命を吹き込んだ司馬遼太郎。日本とは何か、日本人とは何かを問い続けた国民的作家の魅力に迫る。
目次
ジャンル別!司馬遼太郎作品ナビ―数多の作品のなかからジャンル別にオススメを紹介!司馬遼太郎で読む「戦国時代」
司馬遼太郎で読む「幕末・明治」
文庫で読める司馬遼太郎作品
人生に効く!司馬遼太郎の名言―日本とは何かを問い続けた作家の言葉が胸を打つ
評伝 司馬遼太郎―世代を超えて読み継がれる国民的作家の生涯
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
クプクプ
82
司馬遼太郎が新しく本を書くときは神田神保町の古本屋で資料として本を沢山、買うので、あるジャンルの本が消えるという所が一番、面白かったです。私は司馬遼太郎の本は一冊も読んでいませんが、坂本竜馬を描いた「竜馬がゆく」と、土方歳三を描いた「燃えよ剣」くらいは、いずれ読みたいと思いました。2022/11/03
優希
50
司馬さんファンとしてはファンブックという印象を受けました。これからも司馬さんの本を折々読んでいくのでしょう。2022/09/14
けやき
49
司馬遼太郎の作品世界へ誘うガイド本として。大きな志を持った生き方を学ぶ一助に!2021/12/25
inami
39
◉読書 ★3.5 歴史小説の中で、一人の作家で一番多くの作品(冊数)を読んだのは司馬遼太郎(50冊/15作品)がダントツと思いきや、山岡荘八(54冊/6作品)だったのには驚きだったが、もっとも山岡氏の『徳川家康』は全26巻なのでこの時点で勝負ありか(笑)。司馬遼太郎の作品は25年ほど前、最初に読んだ『坂の上の雲』で完全にハマリました。それからというものは脇目も振らず夢中になって読んだ読んだ・・ただただ、おもしろかった。司馬氏が追い求めた、日本とは、日本人とは何か・・作品案内、名言集、写真等など、懐かしや!2021/03/13
kazuさん
33
「空海の風景」が面白かったので、司馬遼太郎の作品群を俯瞰するために、この本を読んだ。本書の構成が日本史の流れに沿っているため、「空海の風景」については、ほとんど記述がなかった。司馬遼太郎が自薦したのは2冊、「空海の風景」と「燃えよ剣」と聞いているが、「胡蝶の夢」や「世に棲む日日」にも興味が湧いた。2024/01/06
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