新潮文庫
役小角仙道剣

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  • サイズ 文庫判/ページ数 665p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101148076
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

七世紀後半の大和。修験者・役小角は、厳しい律令制度に虐げられる人人を救うために、異能を駆使して権力者に立ち向かう。鬼神の如き活躍を慕って多くの弟子たちが葛城山中に集結、遂に一大勢力の中心となった役小角を狙って、時の権力者・持統天皇や藤原不比等、物部氏率いる刺客の群れが迫り来るが―。傑出したパワーで古代史に名を轟かせた異才の半生を描く古代ロマンの巨編。

著者等紹介

黒岩重吾[クロイワジュウゴ]
1924(大正13)年大阪生れ。同志社大学卒。’60(昭和35)年『休日の断崖』でデビュー、同年『背徳のメス』で直木賞受賞。現代の欲望を抉る社会派推理作品を多数発表したのち『紅蓮の女王』『聖徳太子』など古代史をテーマにした長編に取り組む。’80年『天の川の太陽』で吉川英治文学賞を、’92(平成4)年『弓削道鏡』を初めとする一連の古代史ロマンで菊池寛賞を受賞。2003年3月、肝不全のため死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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大阪魂

41
ひさびさに黒岩古代史、今回の主役は役行者!前に読んだ本はまるっきりマンガみたいやったけどさすが古代史の黒岩さん、持統天皇とか藤原不比等、民を虐げて造られた藤原京とか律令制、葛城山とか一言主神社なんかの史実とかをうまいこと絡ませてはるから、フィクションやろけど時代背景がよーわかったしほぼ痛快やったから楽しめた!仏教を捨てた経緯とか、民衆のために土木工事を行った道昭、行基との関わり、伊豆に流された理由とかもむちゃくちゃありそーな感じやったしね!気になったのは攻撃とかの描写がむちゃ残酷なんとヤマメかわいそすぎ…2025/02/28

kiiseegen

5
持統帝の大和が舞台。藤原不比等、石上朝臣麻呂らも絡む権力者に対する鴨役小角。これだけ人間味があるとイメージがガラッと変わる...前鬼・後鬼を脇侍にした怖気な像形も見方が変わりそうだ。2020/10/09

BIN

5
役小角について名前だけしか知らないので読んでみました。藤原不比等らにより律令制が始まりましたが、下々のことは考えられておらず酷使されつづける民衆のために権力に立ち向かう修験者として描かれる。圧倒的に強いが、ほとんど戦わないのは少し残念。2019/07/12

寝覚の朔

1
黒岩古代史シリーズの作品は上下巻になっているものが多い印象ですが、この作品は1巻にまとまってましたね(頁数的には2巻に分けてもいいくらいですが)。当時の状況を権力者に抗う側の視点から描き、役小角とその弟子達の交流にも人間味があって、登場人物が魅力的でだれずに読めました。2014/12/21

留々家

1
長かったが、だれずに読めた。小角があまり戦わなかったのが少しつまらない2012/12/16

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