感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
82
家族の中の耐え忍びに心が痛みました。姑の仕打ち、生き方を否定する娘に囲まれながらも夫婦生活を築いてきた義子に心が痛みました。穏やかな幸せを感じていた生活が夫の癌により苦悩の日々に変わっていくのが辛いところです。女性たちは幸せが苦しみになっていくとき、どのように生きていくのでしょう。成熟の季節に入った女性たちの惑いを通じて、幸せや希望を問いかけている作品だと思います。気がついたらまどう道にハマっていく生き方しかできないのかもしれません。2016/05/03
さっちん
1
図書館にて、初めて瀬戸内寂聴を手に取る。 気付いたら、まどう道に嵌るのか? 男と女の考え方は、交わることはないようだ。 とは言え、まどう先は、元鞘?2012/06/26
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