出版社内容情報
株の売買で破産宣告、挙句の果てに日本から独立し紙幣を発行。どくとるマンボウ北杜夫と天然娘斎藤由香の面白話満載の爆笑対談。
突然、終わりを告げた穏やかな日々。朝の五時から起きだして、株の売買に明け暮れ遂に破産。夜中に窓を開け放し、家の中で昆虫採集。日本から独立宣言し、「マンボウマブゼ共和国」を建国、主席に就任……。躁うつ病にかかった、どくとるマンボウが巻き起こす破天荒な事件の数々。作家にして精神科医の北杜夫と娘でエッセイストの斎藤由香が語りあった面白エピソード満載の爆笑対談。
内容説明
突然、終わりを告げた穏やかな日々。朝の五時から起きだして、株の売買に明け暮れ遂に破産。夜中に窓を開け放し、家の中で昆虫採集。日本から独立宣言し、「マンボウマブゼ共和国」を建国、主席に就任…。躁うつ病にかかった、どくとるマンボウが巻き起こす破天荒な事件の数々。作家にして精神科医の北杜夫と娘でエッセイストの斎藤由香が語りあった面白エピソード満載の爆笑対談。
目次
1章 ああ、懐かしき穏やかな日々(パパとママの出会い;子どもの頃の原風景 ほか)
2章 ある日、突然、躁病に!(躁病でてんやわんやに!;夫婦別居 ほか)
3章 ついに我が家は大破産!(破産宣告;チョジュツギョウって何? ほか)
4章 天然娘と父の爆笑生活(勉強よりも大切なこと;マンボウ迷言集 ほか)
5章 どくとるマンボウ最後の躁病(生原稿を売って銀座へ;馬券売り場での借金話 ほか)
著者等紹介
北杜夫[キタモリオ]
1927‐2011。東京青山生れ。旧制松本高校を経て、東北大学医学部を卒業。1960(昭和35)年、半年間の船医としての体験をもとに『どくとるマンボウ航海記』を刊行。同年、『夜と霧の隅で』で芥川賞を受賞。その後、『楡家の人びと』(毎日出版文化賞)、『輝ける碧き空の下で』(日本文学大賞)などの小説を発表する一方、ユーモアあふれるエッセイでも活躍した。父親斎藤茂吉の生涯をつづった「茂吉四部作」により大佛次郎賞受賞
斎藤由香[サイトウユカ]
成城大学文芸学部国文科卒。サントリー勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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佐島楓
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