新潮文庫
源氏物語 〈6〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 404p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101127217
  • NDC分類 913.369
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

クラムボン

13
最終第六巻は宇治十帖の後半部分(第50帖東屋~第54帖夢浮橋) 終盤になるにつれて物語は一層濃密になり、匂の宮のことはさて置き、薫君や浮舟のことを考えると息苦しくなる。9月末に読み始めたので約4ヶ月半掛かりましたが、円地源氏が私にとっての初めての「源氏物語」であり、また登録1000冊目の記念すべき作品となりました。今は何とか読み通したことで、これから源氏物語の世界へ分け入る為の通行手形を手に入れた心持ちです。そして原文で読める日が来ることを…いつの日になるか分かりませんが…密かに目論んでおります。2025/02/05

マーブル

10
執筆のきっかけもすべて紫式部が書いたのかさえ議論の答えは出ていない現状からすれば、逆に素人が色々な空想を広げるのも自由と言えるかもしれない。たとえば源氏存命中の物語と薫&匂の宮の物語の落差の訳を、道長の死と結び付けて考えるのはどうだろう。源氏=道長の光のような圧倒的存在感。そしてその亡き後に来る虚しさ。そう思うと子孫たちの小粒さも頷けはしないか。他に作者がいるのでは、との説があるぐらい雰囲気の異なる彼ら二人の物語。道長の威光から解き放たれた式部の男性に対する見解の集積と考えるとそこには手厳しいものがある。2024/09/06

maekoo

6
再読。 原作に沿いつつ独自の個性を表出している円地訳。 ついに完結! 宇治川の激しくしかし優美な川の流れに翻弄される如くある浮舟を巡る様々な人々の関りと、これまでにない「生」と其々の人間心理を深く描く東屋から夢浮橋まで。 今回も薫は大将、匂宮は兵部卿と立場で表現し、女三宮は御母入道・入道の宮等々逆に複雑な関係性と立場による足枷や想いの違いが理解しやすい! 又、今文学界で失われつつある美しい相手を尊重した敬語や丁寧語が溢れていて日本語表現の素晴らしさを実感します! 北の方・浮舟・大尼君・横川の →②2023/12/04

ささ

4
人生初めて通読した源氏物語。円地さん版、読みやすかったです!エンパワメントされる作品ではありませんが、読者に対して物語を楽しむ、という幸せを提供していることこそ、千年読み継がれる理由かもしれません。2024/03/26

バーニング

3
オチがお見事。長い長い物語の結末をここまで寂しく、かつ呆気ないかのように終らせたのは訳文としても非常に上手いなと思ってしまった。命は儚いし、人の死は現世を生きる人間に重く重く禍根を残していく。2020/09/30

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