新潮文庫<br> 砂の女 (改版)

個数:
  • ポイントキャンペーン

新潮文庫
砂の女 (改版)

  • 安部 公房【著】
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • 新潮社(2003/03発売)
  • ブラックフライデー全点ポイント5倍キャンペーン(~11/29)
  • ポイント 25pt
  • ウェブストアに152冊在庫がございます。(2021年11月28日 05時34分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 276p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101121154
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

砂丘へ昆虫採集に出かけた男が、砂穴の底に埋もれていく一軒家に閉じ込められる。考えつく限りの方法で脱出を試みる男。家を守るために、男を穴の中にひきとめておこうとする女。そして、穴の上から男の逃亡を妨害し、二人の生活を眺める部落の人々。ドキュメンタルな手法、サスペンスあふれる展開のなかに、人間存在の象徴的な姿を追求した書き下ろし長編。20数ヶ国語に翻訳された名作。

この商品が入っている本棚

1 ~ 6件/全6件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

1024
再読。閉じ込められた砂をひたすらに掻き出す作業―安部版シジフォスといった不条理の物語。ただし、最後はこれを受け入れるというきわめて東洋的な解決に終わる。砂に埋もれる焦燥が、細部に至るまでの実に緻密な描写力に支えられ、圧倒的なリアリティを現出させる。比喩の巧みさも卓越。2012/03/28

抹茶モナカ

707
寓話的な作品。罰がなければ、人間は逃げる喜びすら、感じないのか。理数系よりの知識、思考を展開しながらも、語られる言葉は文学の言葉だ。いろいろな読み方が許される文学作品で、労働について、僕の場合は考えた。2014/01/11

風眠

679
高校生の頃はじめて読んでから、もうこれが何度目の再読になるだろう。何度読んでも圧倒的に凄まじい。砂に埋もれた集落、一般社会から切り離された砂の世界に絡め取られてしまった男、脱出を夢想し毎日砂と格闘する。そして一緒に暮らすのは、砂しか知らない孤独で無知な女。異質なのに人を惹きつけてやまない魅力的な情景描写と、不気味で従順な女のエロさが何とも印象的。冒頭の「罰がなければ、逃げる楽しみもない」という一文。「罰」ってなんだろうって、ずっとずっと考え続けている。2012/11/18

遥かなる想い

676
安部公房は密閉された空間を描くのが得意であるが、本書は突然女に閉じ込められた男が脱出を図ってもがく様を描く。世界20数ヶ国語に翻訳紹介された名作だというので、読み始めたが、正直普通の本とは全く違う世界に困惑をした。我々が何気なく生きていく日常とは何ともろいものか、サスペンス的な雰囲気で 読者を虜にする本だと思う。うまく説明できないが、「砂の女」に登場する女がひどく世俗的で汚れていたイメージがあって、みだらに思えた記憶がある。2010/06/20

サム・ミイラ

674
このラスト凄すぎます。それまでの流れは唐突にたち切られ、一瞬にして主人公のこれまでとこれからが過ります。たった二通の書式。全てのエピソードもこのための伏線だったとさえ思えるほど。社会性が人間の規範なのか、労働の意味、自由とは。我々は真に思い通り幸福に生きているのだろうか。様々な問いかけに考え込みながら冷たい水が飲める喜びと無性に風呂に入りたくなる小説です。このレビューも近くのスーバー銭湯で書いてます(笑)2014/08/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/580862

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。