出版社内容情報
植民地獲得に地球からやって来た宇宙船が占領した惑星は気候温暖、食糧豊富、保養地として申し分なかったが……。表題作等35編。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
294
「長寿と繁栄を🖖🏼」←これはスタートレック、バルカン星人の挨拶。今年もプレミアムカバーで( ¨̮ )。表題作から始まる35作品。『願望』はね、オチはありきたりではありますが途中の会話が面白くて、舞台漫才として脳内再生されましたよ。そして『悪人と善良な市民』はすれ違いコント風かなぁ。『不景気』で作られた細菌の副作用は凄いよ( ໊๑˃̶͈⌔˂̶͈)。『運の悪い男』ではK氏が『救助』ではK操縦士が出て来ましたよ? 『タバコ』ではケイ氏になっていた。そして『奇妙な社員』名あり山崎さん優秀( ໊๑˃̶͈⌔˂̶͈)。2024/07/03
おくちゃん🌷柳緑花紅
132
❮新潮文庫の100冊❯星新一さん作品は毎年入るので楽しみにしている。表題作含め35のショートショート。小さくて大きな事故/悪人と善良な市民/景品/適当な方法/運の悪い男/等面白く読了。それにしてもこの発想力に唸る。毎年書くが昭和52年3月30日発行作品でも全く古さを感じさせない。もしかしたら何処かの星で研究されていた不老長寿の薬をこの本は飲んだのかも知れない。間違いない!2024/07/05
Tetchy
118
粒ぞろいだけど、「リンゴ」がいい。20年以上も前に読んだのに今でも記憶に残っている。2008/09/02
ゴンゾウ@新潮部
106
新潮文庫の100冊の時期に必ず読む星新一さんの ショートショート。氏のあとがきにもあるように 何の脈略もなく作品が選定されています。だがその方が飽きなくて読むことができる。昭和30年代に発表された作品だが古さを感じない。 【新潮文庫の100冊 2024】2024/07/23
ムッネニーク
101
26冊目『宇宙のあいさつ』(星新一 著、1977年3月 発行、2003年5月 改版、新潮社) ショートショートの名手による短編集。単行本は1963年に発行。SFをメインにしながら、ホラーやサスペンスなど様々なジャンルの物語が35編収録されている。 ひとつひとつは瞬く間に読み終わってしまう掌編小説でありながら、そのいずれにもアッと驚くようなオチがついており読者を飽きさせない。60年以上前の作品でありながら、今読んでも新鮮な驚きのある一冊。 〈わたしたちが“繁栄の花“と名づけた意味がおわかりでしょう〉2025/03/31
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