出版社内容情報
★本書は『書評空間 KINOKUNIYA BOOKLOG』にエントリーされています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユザキ部長
141
いかりや長介さん自伝。全員集合時代までは常にリーダーとして前に立ち、後年の俳優業では演出される事を知った。《行くな、とは言わないから。途中、気をつけてな。飲もうぜ、絶対にな。飲まなきゃダメだ。おい、飲むんだぞ。長話すると嫌われるから、この辺でな。飲む場所は、あんたが決めといてくれ。じゃあ、いずれ》供に懸命に生きた戦友、新井注さんへの弔辞。心に染みる。2014/10/29
真香@ゆるゆるペース
127
再読。いかりや長介さんの自伝。自分の祖父と同い年、亡くなった年も同じなので、親近感がある。ご本人の弁では「クレイジーキャッツみたいになろう」という思いからミュージシャンになり、その後はコメディアン、役者…と、ザ・ドリフターズの名前の如く流れるまま歩んだ人生で、全ては偶然、自分は四流のタレントにすぎないとのこと。謙虚で仲間思いで実直な人柄が素敵で、江戸っ子らしい心構えが実にカッコいい。番組やドリフのメンバー達の裏話も面白かった。私の中では「ドリフ大爆笑」が一番印象に残ってて、今観てもやっぱり面白くて好き。2019/10/10
らったった
104
ドリフについて、まだまだ知らないことがたくさん載っていました(^^)4流のコメディアン、4流のミュージシャンと自分をかなり謙遜しています。とんでもない。子供の頃は僕はドリフ大爆笑でした。もしもシリーズが好きだったなぁ。それにしても毎週生放送のコント番組をしていて、視聴率50%を叩き出していたなんて、今じゃ考えられない。伝説ですね(*^^*)2014/10/22
takaC
93
色々思い巡らしちょっと潤んだ。長さんの功績は偉大だよ。2013/07/10
まさきち
92
静岡で芸に憧れ、バンドマンとして荒波に揉まれ、ドリフのリーダーとして一世を風靡し、その中で身につけた魅力で俳優としても一旗あげたいかりやさんの人生。それを派手な脚色を加えず、控え目で謙虚で且つ優しさに溢れた文章で綴られていて、改めていかりやさんの魅力を感じさせてくれた一冊でした。2025/06/13