新潮文庫<br> 王朝物語

新潮文庫
王朝物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 535p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101071084
  • NDC分類 913.3
  • Cコード C0193

内容説明

『竹取物語』にはじまったわが国の「物語」という文学形式は、平安朝とともに起こり平家滅亡とともに生命力を失い、室町時代にお伽草子という幼稚なジャンルのなかに埋没する。世界文学史上の奇跡である『源氏物語』とプルースト、カーニバル的感覚の『今昔物語』とラブレーなど、わが国の王朝物語の特質を外国文学との類似にまで言及した、かつて誰も成しえなかった壮大な文学論的随想。

目次

二十一世紀小説の可能性
竹取物語
伊勢物語
平中物語
多武峯少将物語 篁物語
宇津保物語
落窪物語
源氏物語
狭衣物語
浜松中納言物語〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

フリウリ

8
とてもよい本だと思います。王朝物語や外国のさまざまな小説を「小説家」の視点からみていて、作品の構造や仕掛けの分析は、すばらしくおもしろいです。中村は本書を、王朝物語を列伝風にまとめた批評的エッセイであると言っています。批評とは本来、サロンでの作品の語りあいであり、そこではいかに独自の視点から語るかが問われるのであって、論争するためのものではない、そうです。石川淳と似たところがありますが、石川が1899年、中村は1918年生まれ。対談があるようで、読んでみたいです。92024/08/21

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