出版社内容情報
容赦なく撃つ。それが伊達邦彦の流儀だ。敗戦直後のハルビンでロシア軍による暴虐を目撃した邦彦は、怒りと虚無をその身に秘め、帰国後「死と破壊の使者」と化した。端正な相貌は狂気を湛え、警察官を撃ち殺し、現金輸送車を強奪し、冷徹な知性で大胆な犯罪計画を練っていく。冷え冷えとした銃を手に、ローン・ウルフの魂はどこへ疾走していくのか。ハードボイルドの巨匠の代表作にして傑作。
【目次】
内容説明
容赦なく撃つ。それが伊達邦彦の流儀だ。敗戦直後のハルビンでロシア軍による暴虐を目撃した邦彦は、怒りと虚無をその身に秘め、帰国後「死と破壊の使者」と化した。端正な相貌は狂気を湛え、警察官を撃ち殺し、現金輸送車を強奪し、冷徹な知性で大胆な犯罪計画を練っていく。冷え冷えとした銃を手に、ローン・ウルフの魂はどこへ疾走していくのか。ハードボイルドの巨匠の代表作にして傑作。
著者等紹介
大藪春彦[オオヤブハルヒコ]
1935‐1996。1935(昭和10)年、京城(韓国のソウル)生まれ。早稲田大学在学中に「野獣死すべし」を発表し衝撃的なデビューを飾る。その後、日本ハードボイルド小説の先駆者として一時代を築いた。作家活動のみならず、ライフル射撃や狩猟の腕前も知られる。ヘミングウェイ、三島由紀夫、太宰治などを愛した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Y2K☮
39
著者初読み。ミステリーではない生粋のハードボイルド小説。過去に読んだなかで最も近いのはダシール・ハメットか。まあ容赦ない。勧善懲悪だけならまだしも、罪もない人たちの人生まで平気で踏み躙り、用が済めば消す。松田優作が主演した映画版と重なる点もありつつ、伊達邦彦の人物像がだいぶ異なる(無論どちらがいい悪いではなく)。ただページを捲りながら「蘇える金狼」で優作さんが演じた朝倉哲也を思い浮かべたのも事実。本作の映画をプロデュースした側もそれをイメージしていたのだろう。というわけで「蘇える~」の復刊も待っています。2026/02/19
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