新潮文庫<br> なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない

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新潮文庫
なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない

  • 東畑 開人【著】
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  • 新潮社(2025/08発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101062815
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C0195

出版社内容情報

人生には時々迷子になってしまう時期がある。仕事で失敗したり、恋人から別れを切り出されたり、家族に問題が生じたりすると、日常は簡単に砕け散ってしまう。まるで人生という大海原に放り出された「小舟」のようだ。僕らは今、他者との?がりが薄れ、ひどく孤独になりやすい社会で生きている――いや、違う。僕はここにいます。独りじゃない。自他を共に愛する力を取り戻す「読むセラピー」。


【目次】

内容説明

人生には時々迷子になってしまう時期がある。仕事で失敗したり、恋人から別れを切り出されたり、家族に問題が生じたりすると、日常は簡単に砕け散ってしまう。まるで人生という大海原に放り出された「小舟」のようだ。僕らは今、他者との繋がりが薄れ、ひどく孤独になりやすい社会で生きている―いや、違う。僕はここにいます。独りじゃない。自他を共に愛する力を取り戻す「読むセラピー」。

目次

1章 生き方は複数である 処方箋と補助線
2章 心は複数である 馬とジョッキー
3章 人生は複数である 働くことと愛すること
4章 つながりは複数である シェアとナイショ
5章 つながりは物語になる シェアとナイショ2
6章 心の守り方は複数である スッキリとモヤモヤ
7章 幸福は複数である ポジティブとネガティブ、そして純粋と不純

著者等紹介

東畑開人[トウハタカイト]
1983(昭和58)年生れ。臨床心理士。公認心理師。博士(教育学)。2005(平成17)年京都大学教育学部卒業。’10年京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。精神科クリニックや十文字学園女子大学勤務を経て、白金高輪カウンセリングルームを主宰する。’19(令和元)年『居るのはつらいよ ケアとセラピーについての覚書』で大佛次郎論壇賞、紀伊國屋じんぶん大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

寺基千里

1
心はもっと複雑であって良いはずなのに、僕らを取り巻く社会の方がどんどん複雑になっている。だからこそ、人はより心をシンプルに理解して、完全にコントロールしたくなってしまう。そんな心と社会の関係に歪みを感じた。これが今の社会に対して感じている生き辛さの1つなのだと思う。世の中を変えるのは難しい。それでも、自己責任が伴うこの小舟化された社会を生きるためには、「AでもありBでもある」心の複雑な揺れ動きを見落とさないことが大切なのだと思う。2025/08/15

moriyumi0721

0
特にいま深刻な悩みはないのだけど、そういうときに必要になりそうな本だと思って手に取った。でもいまのわたしにもすごく刺さるところが多かった。1番響いたのが「働くこと」と「愛すること」の補助線。ミキさんのように直接的な原因となりそうな体験こそないものの、自分の時間を効率的・生産的に使っていないと、そのことに対して罪悪感を感じている時期があった。同世代(40代半ば)にはそういうひとが多いんじゃないだろうか。仕事が単なる収入源ではなくやりがいとか生き方に直結するような価値観も広まっていた分、その呪縛みたいなものは2025/08/20

ねここ

0
★★ちょっと独特な語り口調。心は一つではない。一人の中に2つ以上の複雑な思いがある。葛藤がある。だから、悩む。2025/08/17

Rick‘s cafe

0
暗い暗い夜の海を小舟が行く。物事を単純化し、ただ前に進む力をくれる処方箋が溢れる現代において、それでも小舟のいる位置を、小舟に乗る存在を照らし、確かめる作業を求める。それが本書である。物事も心の動きも本当に複雑怪奇なものであり、何が正解かなどわからない。複雑なものを複雑なままに取り扱い、解き明かしていくためには補助線が必要だ。数々の補助線が登場するが、それによって分たれたものの片方が必要なのではない。その時何が必要か見極め、選び取っていく。ただ幸せという目的を目指して、小舟は勇気を振り絞るのだ。2025/08/17

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