新潮文庫<br> プリンシパル

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  • サイズ 文庫判/ページ数 720p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101057613
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

非情と外道がこの家の規律だった。1945年、東京。関東最大級の暴力組織、水嶽【みたけ】本家の一人娘・綾女【あやめ】は、父の訃報に呼び戻され「組長代行」となることを余儀なくされた。戦後混乱期を牛耳るヤクザたちの熾烈な抗争、利権を貪るGHQ、それらを利用しようとする大物議員。流血も硝煙も権力の策謀も懼れぬ究極の「悪女」と化した綾女が、最期に目にするものは。一気読み必至の超弩級ピカレスク・ロマン。

内容説明

非情と外道がこの家の規律だった。1945年、東京。関東最大級の暴力組織、水嶽本家の一人娘・綾女は、父の訃報に呼び戻され「組長代行」となることを余儀なくされた。戦後混乱期を牛耳るヤクザたちの熾烈な抗争、利権を貪るGHQ、それらを利用しようとする大物議員。流血も硝煙も権力の策謀も懼れぬ究極の「悪女」と化した綾女が、最期に目にするものは。一気読み必至の超弩級ピカレスク・ロマン。

著者等紹介

長浦京[ナガウラキョウ]
1967(昭和42)年、埼玉県生れ。法政大学経営学部卒業後、出版社勤務を経て、放送作家に。その後、闘病生活を送り、2011(平成23)年、退院後に初めて書き上げた『赤刃』で小説現代長編新人賞、’17年『リボルバー・リリー』で大藪春彦賞を受賞する。’20(令和2)年『マーダーズ』で日本推理作家協会賞候補、’21年『アンダードッグス』では直木賞候補、’23年『プリンシパル』で吉川英治文学新人賞候補、’24年『1947』で山田風太郎賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shun

31
長浦京は初読みの作家。戦後の混乱期に生き残りを懸けたヤクザ同士の抗争に加え、GHQと政治家らとの三つ巴の謀略を描く。そして極道の家系に生まれながらも極道を憎み、戦前は教師を務めていた女性・綾女が主人公。父の訃報を機に組織の長となる運命から逃れられなかった綾女だったが、聡明な彼女は誰よりも才覚を発揮し、GHQによる占領下の混乱の世を巧く渡り歩く。時にはGHQからの要請で違法な汚れ役を引き受けながらも日本の再建に貢献してきた綾女。多くの暴力と死を見てきた彼女も国の安定が進み、次第に希望を見出していくが・・・。2025/03/16

Micky

2
どうも違和感のある長編。綾女は教師(若い、知的、清楚、ヤクザ嫌い)が戦後、関東最大のヤクザの女親分と勢力拡大に邁進する(冷酷、謀略、暴力、何でもあり!) 事は他組織に惨殺された4人の復讐が発端だか、その後の抗争を指導し、敵味方どれだけの命を奪ったか。その手段に嫌悪を感じる。なんのことはない組の勢力拡大と金、利権。ただの復讐だけなら許せるがここまでやるか? であれば、設定をわかりやすい悪女にしておけばスッキリしたような気がする。知らんけど。2025/04/11

hal

1
再読、とても壮絶なジェットコースターピカレスク。ただあらためて、人間ってこんなにも残忍になれるのか?命ってこんなに軽いのか考える。小説としては一級品の面白さ2025/05/10

コウ

0
期待にたがわない読み応えありの長浦作品。月村了衛さんの作品にもみられるが、歴史の流れを忠実に描きながらも完全なフィクションに仕上げスタイルは、自身の好みにもあっており、一気読みしました。「1947」と並び、戦後間もない日本を舞台にしたピカレスク作品としては秀逸の一冊です。ラストも大好きです。2025/03/22

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