新潮文庫<br> 死ぬまでに行きたい海

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新潮文庫
死ぬまでに行きたい海

  • 岸本 佐知子【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 新潮社(2025/02発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101056418
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

思い出の場所やいつか行ってみたかったところ、そして記憶の中を旅してみると、思いがけず心を大きく動かされることを知る。ぼったくられたバリ島。父が生まれ育った丹波篠山。思っていたのと違ったYRP野比。幼馴染との経堂での奇妙な再会。出不精な著者が見つけた、懐かしさと新鮮さが入り混じる風景の数々は、なぜだか私たちを切なくさせる。翻訳の名手が贈る少し不思議なエッセイ集。

内容説明

思い出の場所やいつか行ってみたかったところ、そして記憶の中を旅してみて、思いがけず心を大きく動かされたところ。ぼったくられたバリ島。父が生まれ育った丹波篠山。思っていたのと違ったYRP野比。幼馴染との経堂での奇妙な再会…。出不精な著者が見つけた、懐かしさと新鮮さが入り交じる風景の数々は、なぜだか私たちを切なくさせる。翻訳の名手が贈る少し不思議なエッセイ集。

目次

赤坂見附
多摩川
四ツ谷
横浜
上海
海芝浦
〓町
YRP野比
鋸南
丹波篠山
初台
近隣
富士山
三崎
丹波篠山2
世田谷代田
バリ島
地表上のどこか一点
大室山
暗がり
カノッサ
経堂

著者等紹介

岸本佐知子[キシモトサチコ]
翻訳家。2007(平成19)年、『ねにもつタイプ』で講談社エッセイ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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阿部義彦

27
翻訳者と癖になるエッセイ(私は後者にばかり世話になってるかも?)で熱狂的ファンを持つ、岸本佐知子さんの場所にまつわるエッセイです。親本は令和2年にスイッチ・パブリッシングから刊行とあります。岸本さんのエッセイはほぼ単行本で買っていた(直近は「わからない」白泉社)ので、これは買い逃してました。今も柴田元幸さんが責任編集の雑誌『MONKY』に連載しているそうです。父を巡る丹波篠山1、2が心に残りました。幼稚園、大学、初めての就職先では、かなり暗かったイケテナイ岸本さん、猫が居なくなって一週間で3k痩せたなんて2025/02/09

あんこ

23
単行本に引き続き再読。知らない街の知らない風景を何故か懐かしく思う感覚になる。どこか寂しげで、何となく悲しくて、ノスタルジーに浸る。岸本さんとずっとダラダラ会話しながら一緒に散歩しているような面持ちで読み終わった。P.101「この世に生きた全ての人の〜」の段落が印象的だ。何故か自分が過ごした東京とはかけ離れた馬鹿みたいな田舎の馬鹿みたいな記憶を思い出した。全部なくなったそれらを目の当たりにしたくなくてずっと帰っていない。記憶を上書きするのが嫌でこれからも帰らないけど、この本を読む度に思い出すだろう。2025/06/08

Matoka

15
素朴な写真ともあいまってとても良かった。でもだんだんと不思議なエピソードが混ざりだし最後はエッセイなのかショートショートなのかわからなくなった。不穏…だけどどこかのどか。とても味のあるエッセイだった2025/02/20

takakomama

11
母校や父の故郷、旅先や家の周り、行ってみたいところに出かけて、思い出や見たまま聞いたままを綴ったエッセイ。どこまでが現実で、どこから空想なのでしょう。写真が載っているのも良いです。タイトルの「死ぬまでに行きたい海」は、どこなのかわからないそうです。2025/04/30

KG

9
思い出の場所や行ってみたい場所に訪れて、見たり感じたりしたことを綴ったエッセイ。現実と妄想の境界が曖昧なかたなので、本当にその地に行ったのか頭の中の出来事なのか分からないものもあったが、そういうのも含めて面白かった。子供の頃に間違って覚えた言葉を今は間違いだと知っていてもその言葉を意識するときに間違った記憶が燻ることがある。そのことを「意識のはじっこで小さく考える」と表現するのが秀逸。川辺でぼんやりしているおじさんや釣りをしているおじさんを見ているハトとか。自分では思いつかない表現を見つけるのが楽しい。2025/02/07

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