新潮文庫<br> ごんぎつね でんでんむしのかなしみ―新美南吉傑作選

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新潮文庫
ごんぎつね でんでんむしのかなしみ―新美南吉傑作選

  • 新美 南吉【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101051611
  • NDC分類 913.8
  • Cコード C0193

出版社内容情報

わずか29歳で夭逝した新美南吉は、美智子上皇后の胸に刻まれた「でんでんむしのかなしみ」や「手袋を買いに」など、多くの心優しい童話と詩を残した。不遇な幼年時代だったが18歳で「ごんぎつね」を発表。その後結核に苦しみながらも、創作の情熱は最期まで衰えなかった。生きることの淋しさを抱えつつ、それでも歩もうとする勇気を、繊細な感性で描いた傑作童話11編と数編の詩を収録した。 参考 宮内庁HPより別紙https://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/ibby/koen-h10sk-newdelhi.html

内容説明

わずか29歳で夭逝した新美南吉は、美智子上皇后の胸に刻まれた「でんでんむしのかなしみ」や「手袋を買いに」など、多くの心優しい童話と詩を残した。不遇な幼年時代だったが18歳で「ごんぎつね」を発表。その後結核に苦しみながらも、創作の情熱は最期まで衰えなかった。生きることの淋しさを抱えつつ、それでも歩もうとする勇気を、繊細な感性で描いた傑作童話11編と数編の詩を収録した。

目次

ごんぎつね
でんでんむしのかなしみ
花のき村と盗人たち
久助君の話
おじいさんのランプ
和太郎さんと牛
朝は
貝殻

最後の胡弓弾き
手袋を買いに
花を埋める
小さい太郎の悲しみ

春風
疲レタ少年ノ旅

著者等紹介

新美南吉[ニイミナンキチ]
1913‐1943。1913(大正2)年、愛知県知多郡半田町(現・半田市)生れ。幼くして母を亡くし、継母を迎え、また養子に出されるなど、複雑で孤独な環境で育った。’32(昭和7)年、18歳の時、「ごん狐」が『赤い鳥』に掲載される。同年、東京外国語学校英語部文科に入学。巽聖歌との親交を深め、北原白秋、鈴木三重吉の知遇を得るが、21歳の年、初めて喀血し一時帰郷。卒業後、再び喀血。24歳で愛知県立安城高等女学校に就職したが、創作意欲は衰えず多くの童話や詩を書いた。主な作品に「ごんぎつね」「手袋を買いに」「最後の胡弓弾き」などがある。初の童話集『おじいさんのランプ』刊行後、29歳で没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ぼっちゃん

51
新美南吉さんの作品は「ごんぎつね」「手袋を買いに」しか知らず、美津子さまの心に刻まれた「でんでんむしのかなしみ」というのがどのような作品か読んでみたく手に取った。「でんでんむしのかなしみ」はすべてひらがなの3ページの短い作品で、かなしみをこらえて生きて行こうとする物語だった。未読だった中で「おじいさんのランプ」「狐」が良かったです。2024/05/20

Shun

38
29歳という若さで亡くなった童話作家・新美南吉の童話と詩が収録された1冊。国語の教科書でおなじみの代表作「ごんぎつね」を読んだのは小学校以来となります。他の作品はほとんどが初めて読むものでしたが、「おじいさんのランプ」や「最後の胡弓弾き」といった作品に感じ入るものがありました。時代背景は明治維新がおこり文明開化の時勢、新しきものが古きものに取って代わられるその影で本当に大切なものが見えなくなってしまわないようにと、そんな願いを感じました。2024/05/13

新田新一

34
新美南吉の作品集。代表作のほかに詩も収録されているという特長があります。初めて読んだ「でんでんむしのかなしみ」が胸に染みました。子供でも分かるやさしい書き方で、人間が抱えている根源的な哀しみが表現されています。この哀しみは、どんなことをしても消えることはなくて、向き合って生きるしかないと思います。力強い最後の一行に勇気づけられました。詩も味わい深いものばかりで、特に亡き母のことを書いた「春風」は、読み終わると切ない思いがこみ上げてきました。2024/07/02

リトロ

31
喉頭結核のため29歳の若さでこの世を去った新美南吉の傑作選。『でんでんむしのかなしみ』には短い童話ながら共感させられるものがあったし、『おじいさんのランプ』や『最後の胡弓弾き』や『小さい太郎の悲しみ』など感慨深い思いに耽る物語もあった。2024/05/20

あやっぴ

27
変わりゆく町の風景と人々の心に、嘆き、一抹の寂しさを感じる。その背景には文明開化があった。そんな作品の一つである『おじいさんのランプ』がとても印象に残った。また、この時代の子供たちは、近所の大人たちとのつながりも多く、時に心ないことを言われ傷ついたりする。現実を知るたびにそれを糧に強くなっていったんだろうな、と感じた。読んでよかったです。2024/06/13

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