出版社内容情報
ぼくたちが出会ったのは単なる偶然ではない。奇跡だ。小学校の同級生だったあなたと結婚して六十余年。アメリカでの新婚生活、京都での家造り、世界中への旅。自由気ままに勤務先を転々とするぼくに「好きなようにしたら。あたしついてくから」とニコニコ笑っていたあなた。つい昨日まであんなに仲良くしていたのに、もうあなたはどこにもいない――。老碩学が静かに綴る最後のラブレター。
内容説明
ぼくたちが出会ったのは単なる偶然ではない。奇跡だ。小学校の同級生だったあなたと結婚して六十余年。アメリカでの新婚生活、京都での家造り、世界中への旅。自由気ままに勤務先を転々とするぼくに「好きなようにしたら。あたしついてくから」とニコニコ笑っていたあなた。つい昨日まであんなに仲良くしていたのに、もうあなたはどこにもいない―。老碩学が静かに綴る最後のラブレター。
目次
序 その朝
血のメーデー
青南小学校
戦争
めぐりあい
ストーカー時代
ポッカリ月が出ましたら
それぞれの歩み
家庭の事情
いきなりハーバード
「ミス」から「マム」へ
マイホーム創世記
ペット遍歴
つかの間の共働き
たいせつな「しごと」
ラーメンライス
いい女
「ファミリー」をもとめて
進化する「マイホーム」
手すさびあれこれ〔ほか〕
著者等紹介
加藤秀俊[カトウヒデトシ]
1930‐2023。東京生れ。社会学博士。一橋大学卒業後、米ハーバード大学などで学ぶ。米アイオワ州立大学、京都大学等で教鞭を執り、学習院大学教授、放送大学教授、日本育英会会長などを歴任。20代で発表した「中間文化論」が話題を呼び、社会論を中心に論壇でも活躍。梅棹忠夫、小松左京らと大阪万博のブレーンとなり、「日本未来学会」結成にも尽力した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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