新潮文庫<br> 村長ありき―沢内村 深沢晟雄の生涯

新潮文庫
村長ありき―沢内村 深沢晟雄の生涯

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  • サイズ 文庫判/ページ数 283p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784101046211
  • NDC分類 289

内容説明

人びとが理想に向かって力を合わせるならば、人間とは十分に何事かを成しうるのだ―豪雪と貧困に苦しむ東北の無医村、沢内村を日本一の福祉村に生まれ変わらせた村長、深沢晟雄。行政の使命は村民の幸福にありという信念のもと、乳児・老人医療の無料化に踏み切り、乳児死亡ゼロを達成した。自らの命尽きるまで村政一筋に生きた村長の生涯を描き、自治とは何かを問いかける傑作。

目次

序章 悲しみの雪
第1章 沢内の子
第2章 戦争
第3章 村への道
第4章 ブルドーザー村長
第5章 苦闘
第6章 生命行政
第7章 道標
第8章 村びとよ
終章 火を継いで

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みやぎ

3
地方自治体として初めて一年間の乳児死亡率ゼロを達成した岩手県沢内村村長の話。誰かが頑張るのではなく、ひとりひとりが力を合わせることが大きな事を成すには必要。村民の健康を目標にしていた人が病院嫌いで病に倒れるのは皮肉な話。2024/04/22

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