感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
うらなり
5
難しい。題名と内容が異なる。小説の2つや3っつ書いたことのある人のための入門書。だったら入門書じゃないじゃないかと。でも面白かった。何度も読みたいと思うが、何度読んでもわからないかもしれない。一番腑に落ちたのは、<素材にもたれかかった小説は、必ず表現の上で或る不潔感をあたえる>というところ。2020/05/17
三田典
2
言葉によって経験に日常性社会性をもたせると、自身の経験や感覚の本質的な部分が毀損される為、そのままを伝えることは非常に難しいので色々な手を使う必要がある。小説とは、本来自身の中にある人に不完全にしか伝えられない経験や思いを何とか言葉にして伝えようとするもので、詩はもっと個人個人の中にあるそのまま(思い違いや自分だけの考えも含めて)描くことである点で違いがある、といった内容なのかな、と。2024/08/16
明石です
2
これほどの本が絶版になっているとは、、という驚きの名著。2023/12/02
あんどう
1
たぶんいい本だと思いますが持ち前の無教養で西洋文学史の知識がないのでそのへんはザッと流してしまいました。小説のもつ詩の部分に芸術性があるという趣旨の文がありました。うろ覚えです。そうだなと思います。2024/07/23
ゆ
0
一応は書く人のための小説入門ということらしいが、「よく読むことは、小説を書く者に欠くことのできない前提」とあるように、読み手としての良い入門書にもなっている。 とくに前半の「小説の歴史」が面白く、詩や他の芸術などと比較しながら小説の性格を浮き彫りにした上で、西洋での小説の変化からそれが日本に与えた影響とその後までを概観しており、ある種の古典読書ガイド的な役割も果たしてくれる。 作者が独自の思想や人間観を持ち、読者は日常との連続性を持って仮構の物語に入り込みながら作者の思想を感じ取れるのが良い小説。2024/12/17




