出版社内容情報
「奇蹟は確かに存在する」病気も怪我も存在せず、失われた四肢さえ蘇る奇蹟の楽園ジョーデンタウン。調査に赴いたまま戻らぬ助手のため現地へ乗り込んだ探偵の大塒【おおとや】は、次々と不可解な死に遭遇する。破滅へ突き進む教祖。熱狂する信者たち。奇蹟を信じる人々に探偵の論理【ロジック】は通用するのか。めくるめく推理の果てに待ち受ける瞠目必至の真相とは。本格ミステリ史上に燦然と輝く新たなる金字塔。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
森オサム
38
第23回本格ミステリ大賞受賞作。本格ミステリベスト10 2023年版1位。著者にしてはエログロ控えめ、多重解決物の傑作、と言う評判は聞いていたので結構期待値高めで読んでみました。まあ好みの問題ですが、余り面白く無かったです。登場人物に感情移入出来無いのはいつもの事では有りますが、不可能犯罪の謎にもそれほど興味が持てず、何度も推理が繰り返されても、クドイなぁ…と思ってしまいました(笑)。大変な労作なので高評価には納得ですが、私には合わなかったです。2026/10/01
bayashi
18
ベースとしているとんでもない事件のスケールに劣らないとんでもない作品。条件追加して違うルートへ、というのはよく見たけどこんなこともできるんだなあ。美しい。痺れました。2026/09/06
sanosano
11
すごいもの読んだ.エログロ抜き鬼畜有り.構成と謎解きが有機的に結びついていて見事なパズラー作品になってる.新作ごとに完成度が上がっていてこの後どこへ連れて行ってくれるのかホントに楽しみです.2026/08/03
ろいと
8
★★★★★ 1978年にガイアナで起きた集団自殺を元ネタにした骨太ミステリ。病気も怪我も存在しない奇蹟の楽園「ジョーデンタウン」にて起きた殺人事件に名探偵が挑む。宗教団体の本拠地であるという舞台設定を活かした鮮やかすぎる展開に、自分の中での多重解決モノへのマイナスイメージがひっくり返された。これは凄すぎる。事件が起きるまでの導入や後日談もよく練られているし、タイトルも素晴らしい。界隈での高評価も納得の傑作。2026/09/21
きゅうくつ
7
こんな論理、こんな形の多重解決があるとは! 噂に違わぬ傑作でした。2026/08/21




