感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月夜乃 海花
11
THEプロレタリア文学。本当にあったストライキを元に書かれています。こんなことが本当にあったんだなぁと思うと何とも言えない気分になりますね。ちなみに徳永直は印刷工でありながらも小説を書いたようで、一般的な文豪のように大学を卒業して小説家になるという流れで小説家になった訳ではないらしく、自分のためにも記録しておきたいから書くという意思が凄いと思いました。2019/03/06
サラ
0
小石川といえば身近な土地。文字を仕事にする植字工。メディアというものを柱に据えてみるとなかなか深く読めそうな。2015/01/19
ハムレット
0
プロレタリア文学だから暗いところはあるが、なかなかドラマチックなストーリー。まあプロ文というのは大衆に読まれなければいけないので、そういうことは意識するんだろう。
勉誠出版営業部
0
徳永直の『太陽のない街』を読了。作者が体験した共同印刷争議を題材にしたもので、いわゆる「プロレタリア文学」の一作品。小説というよりも、ドキュメンタリーといった方がよいかもしれません。2012/05/15
のりすけ
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解説より、「一人の印刷工の手によってかかれた長編である」2012/01/04
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- 和書
- 名人の譜大山康晴