出版社内容情報
雪の夜、木挽町の芝居小屋の裏手で、菊之助なる若衆が果たした見事な仇討。白装束を血に染めて掲げたるは父の仇、作兵衛の首級(しるし)。二年後。目撃者を訪ねる武士が現れた。元幇間、立師、衣装部屋の女形……。皆、世の中で居場所を失い、悪所に救われた者ばかり。「立派な仇討」と語られるあの夜の〈真実〉とは。人の情けと驚きの仕掛けが、清々しい感動を呼ぶ直木賞・山本周五郎賞受賞作品。
【目次】
内容説明
雪の夜、木挽町の芝居小屋の裏手で、菊之助なる若衆が果たした見事な仇討。白装束を血に染めて掲げたるは父の仇、作兵衛の首級。二年後。目撃者を訪ねる武士が現れた。元幇間、立師、衣装部屋の女形…。皆、世の中で居場所を失い、悪所に救われた者ばかり。「立派な仇討」と語られるあの夜の〈真実〉とは。人の情けと驚きの仕掛けが、清々しい感動を呼ぶ直木賞・山本周五郎賞受賞作品。
著者等紹介
永井紗耶子[ナガイサヤコ]
1977(昭和52)年、神奈川県生れ。慶應義塾大学文学部卒。新聞記者を経て、フリーランスライターとなり、新聞、雑誌などで幅広く活躍。2010(平成22)年、『絡繰り心中』で小学館文庫小説賞を受賞し、デビュー。’20(令和2)年に刊行した『商う狼江戸商人 杉本茂十郎』は、細谷正充賞と、本屋が選ぶ時代小説大賞、’21年、新田次郎文学賞を受賞した。’23年、『木挽町のあだ討ち』で山本周五郎賞、直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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