内容説明
剣に生き、剣に死した男たち。彼らは互いに、ときに師弟となり流派を受け継ぎ、ときに敵として対峙する宿怨の中にあった。伊藤一刀斎の若き日を追った―「活人剣」、「寒夜の霜」。一刀斎の二人の弟子、小野善鬼と神子上典膳の鬼気迫る対決を描いた―「風薫る」。他に富田勢源、山岡鉄舟など、戦国から幕末までに実在した剣客たちの悲哀と陰影を端正な筆致で捉えた九つの名篇を収録。
著者等紹介
中山義秀[ナカヤマギシュウ]
1900‐1969。福島県生れ。早稲田大学を卒業後、中学校教員を経て、文筆に専念。長い刻苦の後、『厚物咲』で芥川賞を受賞。戦後は、歴史小説を中心に執筆した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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