内容説明
1968年、7歳の少年はテレビで放映されていた「ウルトラセブン」最終回に衝撃を受ける。主人公のダン隊員がアンヌ隊員に自分の正体を告げる瞬間、オーケストラとピアノ・ソロの感動的な音楽がかかるのだ。この曲はなになのか?誰がいつどこで弾いたのか?それを突き止めるまでの7年の彷徨を振り返りながら、そのプロセスを経て、クラシック音楽鑑賞の醍醐味を知るまでを感動的に描く。
目次
第1章 衝撃の最終回とシューマンのピアノ協奏曲(1960年代後半という時代;異なる種族同士の共生は、はたして可能なのか;最終回、そしてその劇的な音楽;最終回の「音楽」を探して;最終回の「演奏」を探して;カラヤン/リパッティ盤の録音が生まれた背景;なぜ最終回にカラヤン/リパッティ盤が選ばれたのか;そして現在へ)
第2章 ウルトラセブン 音楽から見たオススメ作品(音楽と物語が密接に関連した3作;音楽が突出して印象的な5作)
Appendix ウルトラセブンから広がる音楽の楽しみ(アルゲリッチのピアノ;アバドの指揮;ギーゼキングのピアノ;同じ曲を違う演奏で聴く楽しみ方)
著者等紹介
青山通[アオヤマトオル]
1960(昭和35)年東京都世田谷区出身、現在、同区砧に在住。’84年早稲田大学卒業。音楽之友社にて『週刊FM』、書籍、ムック等の編集、その後数社を経てフリーランス。本名の青野泰史名義で編集、マーケティング、青山通名義で執筆を行う。クラシック音楽から欅坂46まで、幅広い音楽領域に関心を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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