出版社内容情報
松竹大船撮影所や寺山修司との出会い、ふぞろいの林檎たち……小林秀雄賞を受賞した名脚本家の回想録(メモワール)、待望の文庫化!記憶の片隅から、忘れえぬ情景や深い感情がよみがえる――浅草での幼い日々、父母や早世した四人の兄、大学時代に出会った寺山修司、木下恵介の助監督を務めた松竹大船撮影所の思い出、愛読する書物の数々……。「岸辺のアルバム」「想い出づくり」「ふぞろいの林檎たち」など名作ドラマを世に送り出した著者が、苦く切ない記憶とともに自身を静かに回想する。小林秀雄賞受賞。
山田 太一[ヤマダ タイチ]
内容説明
記憶の片隅から、忘れえぬ情景や深い感情がよみがえる―浅草での幼い日々、父母や早世した四人の兄、大学時代に出会った寺山修司、木下恵介の助監督を務めた松竹大船撮影所の思い出、愛読する書物の数々…。「岸辺のアルバム」「想い出づくり」「ふぞろいの林檎たち」など名作ドラマを世に送り出した著者が、苦く切ない記憶とともに自身を静かに回想する。小林秀雄賞受賞。
目次
武蔵溝ノ口の家
下駄を履いていたころ
Oさんの綿の話
減退
七回忌もすぎて
一九六〇年以前
シナリオライター
土の話
三男と五男
抜き書きのノートから〔ほか〕
著者等紹介
山田太一[ヤマダタイチ]
1934(昭和9)年、東京・浅草生れ。大学卒業後、松竹大船撮影所演出部に入り、木下恵介のもとで助監督を務める。’65年独立、テレビドラマの脚本家となり多くの名作を手掛ける。一方、作家としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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もりくに
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oooともろー