内容説明
ある昼さがり、明子が受けた一本の電話。高校時代の級友、夕子からだ。ところが春のクラス会の予定を告げた後、彼女の「あーっ」という悲鳴をのこし、電話は一方的に切れてしまう。ほどなく自宅の電話機の前で、絞殺死体となった発見された夕子。事件の渦に、否も応もなく巻き込まれた形の明子だったが…。待ちかまえる四つの怪事件に、「葬儀屋探偵」明子の推理が光る、爽快活躍篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜(いざよい)
11
ドラマでよく見ていた葬儀屋明子シリーズ。山村美紗さんの作品は数が多過ぎてなかなか手を出せずにいたのですが、見つけて思わず買ってしまった。すでにドラマで見たことある話ばかりでしたが、サクサクとテンポよく読めるので気軽に楽しめました。2018/12/17
書庫の番人
1
サスペンスみたいで面白かった♪意外と短編で読みやすい。でも、不定休だからといって恋人に会いに仕事抜けるのはよくないぞ( ̄∇ ̄)秋山さんのキャラが濃ゆいです(笑)2012/04/03
toro
0
(No.63)
茜
0
「こういう商売をしていますと、時には、血の通った配慮をしないといけないこともありますから。」葬儀屋探偵明子シリーズ読破、のうちこれが一番好きだったかな。たまたま手に取ったらはまっちゃいそうです、山村美紗。ちょっとわがままだけど憎めない明子が全編を通して安定してて好き。あとこの巻に乗ってる西村京太郎の手記も載っていて、一見の価値あり。2012/12/18
扉のこちら側
0
初読。主人公があまり好きになれなかった。巻末の西村京太郎氏による追悼手記はよかった。2012/04/07