新潮文庫<br> すべて忘れてしまうから

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新潮文庫
すべて忘れてしまうから

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101003528
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

人生はままならない。だから人生には希望が必要だ。深夜ラジオを聴いた部屋で、祖母と二人きりで行った富士サファリパークで、仕事のためにこもった上野のビジネスホテルで、仮病を使って会社を休んで訪れた石垣島で、ボクが感じたものは希望だったのかーー。良いことも悪いことも、そのうち僕たちはすべて忘れてしまう。だからこそ残したい、愛おしい思い出の数々。著者初のエッセイ集。

内容説明

人生はままならない。だから人生には希望が必要だ。深夜ラジオを聴いた部屋で、祖母と二人きりで行った富士サファリパークで、仕事のためにこもった上野のビジネスホテルで、仮病を使って会社を休んで訪れた石垣島で、ボクが感じたものは希望だったのか―。良いことも悪いことも、そのうち僕たちはすべて忘れてしまう。だからこそ残したい、愛おしい思い出の数々。著者初のエッセイ集。

目次

セックスしなくても幸せだった夜
逃げて逃げて今がある
映画館の席は必ず端に座ることにしている
そもそも、エモってなんだ
あなたの関節を全部折ります
死にたいんじゃない。タヒチに行きたいんだ
写真の中のあの人は、どんな声をしていたのだろう
彼女は駅のホームで突然「バカ」と短く言った
きっと今日も僕はリサイクルされている
偉そうにするなよ。疲れるから〔ほか〕

著者等紹介

燃え殻[モエガラ]
1973(昭和48)年神奈川県横浜市生れ。2017(平成29)年、『ボクたちはみんな大人になれなかった』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

151
エッセイ。読み始めてすぐ、この人の文体が好きだなぁと思いました。燃え殻さんの小説未読ですが読みたくなりました。同じような経験をしたこともないし、共感することもそんなにないのに何故か惹き込まれました。文章が完結で、自然体で、親しみがある感じがしました。頻尿すぎて大事な場面でいつもトイレを我慢出来なくなる話や、嘘をつく友人がいてその嘘を楽しんでいる話は面白かったです。2022/08/01

ホッパー

64
エッセイ。やるせない気持ちになる過去の話がしばしば出てくる。人生にある理不尽さを包み隠さず見せてくる。全て割り切れた話ばかりでないのが、この本の魅力なのかもしれない。2022/09/18

はつばあば

62
ドラマもラジオにも縁の無い生活を送っている婆に「燃え殻」さんなんて作家さんがいてはるんや~と読み友さんの読まれたと言う本と作家名にしばしぼ~っと。凄い繊細で生きづらいやろなぁと思うけれど強かにこの世を渡ってきてはる。それ、幸運の星の元に生まれてきてはるんやでと呟く。エッセイって好きじゃなかったけどこの本は落ち込んだ時に・・人がトントンと肩を叩いてくれる温かさに似ている。なんか大事な本になった気がする。でもすべて忘れてしまうんでしょうね・・・それでいいのかなぁ。2022/11/21

ヨノスケ

43
「燃え殻」さんという、とても変わったペンネームの作家さんによるエッセイ。この名前は自虐的な人?というイメージだが、読んでみると普通の人が心の中で普通に思っていることを暴露してくれている、とても親近感が持てる人だとういことがわかった。過去に想いを馳せて、さまざまな人との出会い、失敗談、笑いに、悲しみ。短く単体構成であるこのエッセイ集を読んでいると不思議と生きる活力が湧いてくる。ふと現れる思い出に浸り、また忘れていくのも良いものだと思った。2023/06/17

おさむ

37
テレ東の阿部寛さん主演ドラマの原作本を、空港の書店で買って機内で読了。フライト中に読み切るのにぴったりの内容と分量。世代的には微妙に違うが、なぜか燃え殻さんの文章にはシンパシーを感じてしまう。 なんでかなとずっと思っていた。町田康の解説文を読んで、理由がわかった。「永遠のワンパターン」だから。いつも昔語りで、未来の話は一切なし。エピソードは、どちらかというと、明るい話よりも暗い話の方が多いが、どこかクスリと笑える。2023/11/23

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