内容説明
春が来るとジョン・アプダイクを思い出す。ジョン・アプダイクを読むと1968年の春を思い出す。ほんのちょっとしたことなのだけど、我々の人生や世界観はそのような「ほんのちょっとしたこと」で支えられているんじゃないか、という気がする…。都会的なセンチメンタリズムに充ちた13の短編と、カラフルなイラストが奏でる素敵なハーモニー。語り下ろし対談も収録した新編集版。
目次
カティーサーク自身のための広告
クリスマス
ある種のコーヒーの飲み方について
ジョン・アプダイクを読むための最良の場所
FUN、FUN、FUN
万年筆
スパゲティー工場の秘密
マイ・ネーム・イズ・アーチャー
A DAY in THE LIFE
双子町の双子まつり
マイ・スニーカー・ストーリー
鏡の中の夕焼け
サヴォイでストンプ
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- 洋書
- AFTER