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出版社内容情報
光源氏が運命の女性に出会う「若紫」編!
光源氏が偶然出会ったあどけない少女・・・紫の上は光源氏の初恋の女性、藤壺の姪だった。彼女に身寄りがなくなったことを知った光源氏は、自分の邸に引き取ることを決める。最初は兄と妹のような関係の2人だったが、紫の上が美しく成長するにつれ、光源氏は想いを募らせるようになり・・・。古典の名作が美麗な筆致であざやかによみがえる!超話題の豪華絢爛平安絵巻、第3巻!
【編集担当からのおすすめ情報】
光源氏が、下町で見かけたはかなげな女性に惹かれていく短編「夕顔」も収録。お互いに名前を告げないままはじまった恋の結末は・・・!?「若紫」編と併せてお楽しみください!デジタル版のみ、超美麗なイラストギャラリーも収録しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
双海(ふたみ)
6
若紫編と夕顔編。とにかくかわいくて健気な若紫を堪能しました。夕顔は切ない。光源氏ではなく各女性を主人公にしているので、朧月夜編とかも読んでみたいな。続きを描いて欲しい笑2023/01/22
柚桜
5
今回も美麗な絵が最高でした。光源氏の真の正妻とも言える若紫編。藤壺様に似ているあどけない少女…よくもこう似てる人よく出てくるなと思ったらご親戚でしたか。若紫がまだ幼すぎて兄のように慕っていた光源氏と夫婦に、と言われてもそれは頭がついていかないよね。でもそんな時代なのね。 夕顔についてはひたすら切ない。光源氏に会わなければこんな運命にならなかったのにと思う。読み切りのページ数だからかちょっと駆け足感が否めなかったですが、どのヒロインも魅力的に描かれるなぁと思います。一旦区切りがついたようですが続きも読みたい2020/04/20
ソノダケン
1
本作の紫上はたまらなく可憐だが、桐壺更衣の面影を残しつつ描き分けるというミッションは、やはり窮屈そうだ。2020/01/07