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出版社内容情報
謎めいた青年店主の秘密がチラリ・・・?
大切にされた着物には想いが宿る・・・古い着物を扱う「ふるぎぬや」を舞台に着物を通じて人間模様を描いた作品の、怪しい魅力あふれる第13話?19話を収録。
【編集担当からのおすすめ情報】
この巻では、ふるぎぬやの謎めいた青年店主の秘密の一端がかいまみえドキドキです。落ち着いて上品な世界観に癒やされる、上質のエンタテインメントをご堪能ください。
波津 彬子[ハツ アキコ]
著・文・その他
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鱒子
45
友人本。時空をこえたような謎めいたアンティーク着物の店「ふるぎぬや」。そこの店主 青砥がiPad使ってる!(驚 彼の過去が少ずつ明らかになります。主人公伊都子さんの同僚、妖怪好きの翔子ちゃんとその彼氏拓海くんの話。ちょいキャラっぽい拓海くんなのですが、えっどういうこと?何者!?2020/01/31
ネムコ
33
店が許した者しか辿り着けない、不思議な古着屋「ふるぎや」。人の想いが詰まった着物や裂地がふたたび人と縁を結ぶ時、「ふるぎや」や、そこに出入りする悉皆屋が仲立ちをする-ー。そんな店と、祖母の着物を通じて関わりを持ってしまったフツーのOL、伊都子がだんだん常識外の世界に馴染んでいくのが微笑ましい。そして、何と言っても波津さんの絵が美しい。着物の柄や個性的な猫たち。染織の老学者の話がお気に入りです。
しましまこ
31
今回も良かった!かわうそじいちゃん、孫よりキュート!そして神々しいオーラの白妙様、相変わらず美しい。若き日のご店主様のお話まで!…現在の貫禄を身に付けるまでの苦労が偲ばれます。楽しかった~!2018/02/11
ぐうぐう
25
古着屋「ふるぎぬや」をめぐる幻想譚の最新刊。アンティークともののけの相性の良さは、波津彬子の作品を読んできた読者にはすでに周知のことだけれど、このシリーズがユニークなのは、現代を舞台にしていることから、さりげに最新機器が登場したりするところだ。「ふるぎぬや」の店主はメールでやりとりするし、主人公・伊都子はiPadの画像を店主に見せて助言を求める。古いものと新しいものが共存する可笑しみもまた、『ふるぎぬや紋様帳』の読みどころだ。2018/02/12
せ〜ちゃん
24
★★★★★2019/02/10