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出版社内容情報
鬼才が描く女傑コンビ、三度見参!!
怪事件が専門の名探偵アリス・ミランダと、
彼女の助手で剣術の達人、ミス・ホブソン。
魔術を操る女・ユディットの陰謀と戦いながら
事件を解決していく2人のもとに、ついに新たな仲間が登場!?
行く先々で怪現象を引き起こすおてんばメイドとともに、新たな謎に挑め――!!
19世紀ロンドンに怪異蠢く、ゴシック怪奇譚――!!
【編集担当からのおすすめ情報】
第47回日本漫画家協会賞 コミック部門大賞受賞作!!
既刊重版続々の『諸星大二郎劇場』、待望の最新刊が登場!!第4集・第5集に引き続き、大女傑コンビの怪奇探偵「アリスとシェエラザード」の活躍を、全編新作でお贈りします。
【収録作品】
第17話 騙し絵の館
第18話 メイドが来たりて皿が飛ぶ
第19話 赤い屋根の家
第20話 顔を盗まれた女
第21話 スージーの冒険
第22話 幽霊たちの秘密
第23話 ゴースト・アンド・マミィ
第24話 驚異の部屋《ヴンダー・カンマー》への招待
全8編
【目次】
1 ~ 1件/全1件
- 評価
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ミスランディア本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
19
本日発売です。諸星大二郎さんがビッグコミック増刊号で連載している作品がまた一冊分貯まりました。作品は女探偵コンビの「アリスとシェラザード」シリーズです。今回からこの二人に加えて新たに、家の世話をする付き人として、スージーと言う女の子が仲間に加わります、思春期前の娘がいる家にはポルターガイスト現象が起きると言いますが、いつも寝ぼけている様な彼女にはその気配が濃厚過ぎます。そして今回は二人のライバルとも言えるユディットも二話で登場します。今回も皆さんまんまと騙されますぜ!しっかりと降霊術も披露します。2025/07/30
Ribes triste
13
怪奇事件専門の女探偵アリスとシェエラザードの第3巻。怪奇ものでおどろおどろしいのに、どこかほのぼのしている諸星さんの味わい深さ。敵だか味方だかわからないお馴染みの魔女ユディットや、「石降り」を起こすメイドのスージーが新たに登場して、ドタバタで楽しかった。次巻が楽しみです。2025/08/03
KDS
9
シリーズ第三巻。表題作「騙し絵の館」のほか、「メイドが来たりて皿が飛ぶ」「赤い屋根の家」「顔を盗まれた女」「スージーの冒険」「幽霊たちの秘密」「ゴースト・アンド・マミィ」「驚異の部屋への招待」の8話を収録。今回も安定の面白さ。新キャラのメイドのスージーがとぼけた感じでいい味だしてる。新刊が出るまで結構時間が空くなと思ったらビッグコミック増刊号での連載だったのか。2025/08/02
角
7
「劇場」としては第6集、アリスとシェエラザードシリーズとしては第3巻。時代背景とネタがマッチして、コミカル風味も混じって作者が愉しんで描いているのがよくわかる。すべてがハッピーエンドともいえないが、短篇ならではの幕切れでよい。2025/08/01
A.Sakurai
6
いつのまにか長期連載になりつつある「アリスとシェエラザード」シリーズ.オカルト風味だがコミカルテイストが強くて,やはり「栞と紙魚子」と似たタッチ.面白くないわけではないのだが,昔の重いタッチの作品で魅了された口なので,たまには本格怪奇モノも描いてくれないものか.2025/07/30