出版社内容情報
多様性の時代だというけれど…僕の場合は…
村野家は現在9人+1匹という構成の大家族。
亡くなった前妻の月命日の13日には墓前に花を手向ける習慣がある。
小さな印刷所を経営する父、一平と……長男大和を頭に次男の悠人、三男の朝日、四男の翔太…の男だらけの4兄弟と……おばあちゃん。あと住み込みヘルパーの関口さん……と猫の華がいる。村野家で料理人として働くことになった松平奈央は5年後に一平と結婚し正式に村野家の一員になる。その後、奈央は妊娠、女の子だとお医者さんに告げられる。大はしゃぎで長女の誕生を待つ村野家に、なぜか待望の五男坊が誕生した。
今回、進学校に通う次男・悠人にある噂がたち、学校に行けなくなってしまう…
考えて…考えて…村野家がとった行動は……
【編集担当からのおすすめ情報】
担当編集者より
『ピアノの森』『花田少年史』の作者・一色まこと氏の最新単行本です。
大家族のお話です。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
penguin
6
こんな重くて胸糞な話が出て来ると思わなかった…。そうか…そうだよな…善や優しさを描くには傲慢や保身を描かねばならないのか…。2025/08/31
コプタ
1
買ったまま読んでなくて、ようやく拝読。一色さんの漫画は幸せだけどしんどさもあるから、覚悟して読んだけど、前半次男くんのお話もなかなかに重かったけどまだ周りの優しさでいい方向に行って、後半長男くんと彼女のお話はマジで重くてしんどかったし、まだ未解決、、、。とにかく幸せになってほしいし、ヤバい人たちは関わらないでほしいとしか思えない。つらすぎ。でも続きが気になるからこれからも見守っていこうと思います。2025/09/06