出版社内容情報
家族の事、全て知ってると言い切れますか?
今まで一度も自身の「家族」エッセイ漫画に登場させなかった、30年もの間、実家に引きこもる長男。
その「長男さん」を描くため、道雄はついに動き始める。
次々に明らかになる、全く知らなかった過去。
幸せだと思っていた家族の“真実”に、道雄は――
各メディアで話題沸騰!
『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』の宮川サトシが放つ衝撃作、待望の第2集!
第1回スペリオールドキュメントコミック大賞「大賞」受賞。
【編集担当からのおすすめ情報】
読者の方から寄せられる「共感」の声の数々――ある一家の話でありながら、読んでいただいた方の多くが、「自分」に重ねて本作を読まれているのが印象的でした。プレジデントオンラインなどの各メディア、そしてSNSでも大反響!一度読んだら続きを読まずにはいられなくなる、宮川サトシ氏の衝撃作です。
【目次】
第10話 「普通(後編)」
第11話 「次男」
第12話 「地獄」
第13話 「虐待」
第14話 「因果/黙認」
第15話 「両親」
第16話 「霊視」
第17話 「使命」
第18話 「供養」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mr.deep
2
話の飛び方や人物評価のブレブレっぷりが逆にリアルで、なんというか読んでてSAN値をゴリゴリ削られる感が・・・ 2025/08/01
ネタバレ:トキメキのあまり展開してしまう存在しない記憶たち
0
正直、かなり問題ある家庭だから兄弟でかかってるフィルターがかなり違うのは納得。 家庭問題・病気で霊媒師に頼るのはあるあるなんだなぁ・・・2025/08/01
yom
0
次男から語られる長男。知らなかった事、忘れていた事。家族に対する見方は立場が変われば違う。明確なこれが元凶というのは無いけども、家族を蝕む要因はチラホラ。ちいさな不調やケガを楽観主義で放置しても無かったことにならない。むしろ酷くなったり被害者意識がムクムク肥大化するのみ。名前のない病気は、家族それぞれの病みが併発・合併した総称のような気がする。2025/07/31