出版社内容情報
「雑誌を作る」高校生達の無我夢中な青春!
舞台は海が見える穏やかな田舎町。
近所には本屋さんもレコード屋さんもないけれど、スマホであらかた手に入る。
そんな令和の高校生「シャンハイ」と「アイジ」が知らず知らず惹きつけられたのは、どういうわけだか「紙の雑誌」だったーー
だったら作ってみたらいいじゃん!
クラスの主役タイプではないかもしれない彼らが出来心で起こす
「静かな革命」ーーいったい何が巻き起こるのか!?
懐かしくて新しい文化系青春ストーリーの始まりだ!
【編集担当からのおすすめ情報】
手持ちの武器は閉塞感と焦燥感、そして初期衝動。
「ZINE(ジン:自主的な出版活動を指すことば)」というジャンルがあることすら知らずに、見よう見まねで「雑誌のようなもの」を作ってみたいと思った2人を、深くて濃ゆい「沼」が待つ!
第1話の掲載から目ざましい反応があった、新人作家さんによる真っ向勝負の青春ストーリーです!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
11
「思たんだけどさ、雑誌読むならタブレッドでよくない?紙だと嵩張るじゃん。」、「お前…野暮なこと言うなよ…コーヒー飲みながら黙って、紙をめくるのがいいんじゃねぇか…!!」とある田舎町の高校生・アイジとシャンハイ。兄の原稿が雑誌『POPYE』に掲載され、喜ぶシャンハイ。かつて、自分がハマった『POPYE』の魅力について熱く語ったシャンハイは、アイジから「雑誌作ったら?シャンハイも。」と言われて…(続く 2025/02/15
毎日が日曜日
6
★★★★ 高校生たちがZINEという雑誌を作る。2024/12/02
川栗鼠
3
面白かった。続きも楽しみ。 人にも勧めたい。2024/12/01
すまゆ
1
zineがテーマの漫画というところに惹かれて購入 自分も高校生のときにzineに出会いたかった〜〜〜!2025/05/31
ホケンタイイク246
1
ZINEを作っている自分としては激熱な漫画ができたもんだと喜んで読む。 影響を受けた背景やモノにも共感できる。 で、マンガは本当に都合よく足りないピースが埋まるように仲間が増えていく。そこだけは許せないというか羨ましい。2025/03/12