出版社内容情報
「雑誌を作る」高校生達の無我夢中な青春!
舞台は海が見える穏やかな田舎町。
近所には本屋さんもレコード屋さんもないけれど、スマホであらかた手に入る。
そんな令和の高校生「シャンハイ」と「アイジ」が知らず知らず惹きつけられたのは、どういうわけだか「紙の雑誌」だったーー
だったら作ってみたらいいじゃん!
クラスの主役タイプではないかもしれない彼らが出来心で起こす
「静かな革命」ーーいったい何が巻き起こるのか!?
懐かしくて新しい文化系青春ストーリーの始まりだ!
【編集担当からのおすすめ情報】
手持ちの武器は閉塞感と焦燥感、そして初期衝動。
「ZINE(ジン:自主的な出版活動を指すことば)」というジャンルがあることすら知らずに、見よう見まねで「雑誌のようなもの」を作ってみたいと思った2人を、深くて濃ゆい「沼」が待つ!
第1話の掲載から目ざましい反応があった、新人作家さんによる真っ向勝負の青春ストーリーです!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
コットン
47
最初のZINE作りの話。自分たちの本を作る喜びに満ちている2025/11/02
新田新一
41
田舎の高校生二人が、雑誌を作っていく話です。アイジとシャンハイは、自分たちを表現できる場所としてZINE(雑誌)作りに励むようになります。文章で表現するのが好きなアイジと、デザインや写真を撮るのが巧いシャンハイの二人のコンビの思いが次第に形になっていく過程に、胸が躍りました。生き生きとしてユーモラスな雰囲気のある絵も良いです。何かを作るのは簡単ではないし、失敗することもあります。でも、やってみないと何も始まりません。一歩を踏み出した二人を応援したいと思いました。2026/09/28
konoha
38
男子高校生がZINEを作る話。「ひらやすみ」のゆるい空気感に通じるものを感じる。高校生で夢中になれるものがあるってうらやましい。地元、静岡出身の塚田さんの原画展も遊び心があって、とても良かった。かわいくて、かっこいい世界観をこれからも応援したい。2025/11/21
べる
14
シャンハイが雑誌の魅力を語るところが熱かった。誌面の内容が立体的に見えて、体感して、イメージが溢れたという体験。映画とドーナツという2つの要素を合わせることが成立しているのは雑誌だからだということ。アイジの提案で自分の世界も形にしようと2人で雑誌を作り始める。文章を書く姿や雑誌の切り抜きをコラージュしてデザインしながら完成に向かう姿がとても生き生きしていた。個人で自由に出版できるZINEづくりに私自身も挑戦してみたくなったり雑誌が読みたくなったりワクワクする未来を見せてくれた。写真にこだわる次号も楽しみ。2026/05/02
緋莢
12
「思たんだけどさ、雑誌読むならタブレッドでよくない?紙だと嵩張るじゃん。」、「お前…野暮なこと言うなよ…コーヒー飲みながら黙って、紙をめくるのがいいんじゃねぇか…!!」とある田舎町の高校生・アイジとシャンハイ。兄の原稿が雑誌『POPYE』に掲載され、喜ぶシャンハイ。かつて、自分がハマった『POPYE』の魅力について熱く語ったシャンハイは、アイジから「雑誌作ったら?シャンハイも。」と言われて…(続く 2025/02/15




